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飲み薬で二年間の不妊治療をした20代女性のお話

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赤ちゃんを授かることができずに悩んでいる女性の中には不妊治療を検討したことがあるという人も多いのではないでしょうか。2年間不妊治療を行った20代女性に治療期間や治療費、薬の副作用、そして治療の結果などを聞かせて頂きました。


避妊していないのに2年間赤ちゃんが出来なくて

不妊治療を始めた年齢と、きっかけを教えてください。

治療開始日となるのは27歳の終わり頃です。避妊とかしていたわけではないんですけど結婚してから約2年ぐらい子供が全然できなかったので、医学に頼ってみようか、みたいな感じで始めたのがきっかけです。

現代は結構、高齢出産も多いですよね。治療開始したのはまだ20代で、まだまだ時間はあるなという感じはするんですが、それでも何か焦りみたいなものもありました。

あと、女性の中でも結婚が30代でもいいとか、早くしたい人と遅くしたい人っているじゃないですか。

同じように私も自分の理想みたいな感じで、例えば25歳で結婚して30歳までに子供が何人いてというのがいいという思いがあって、どうしても20代で子供が欲しいと思ったので治療に踏み切りました。

不妊症治療をお願いする医療機関はインターネットで専門のところとか産婦人科とか色々照らし合わせて検索しました。評判とか口コミとかも調べながらという形でしたが、基本的には書籍は使わず全てインターネットで調べました。

中でも特に不妊症治療には助成金制度があるということで、助成金の対象者条件、頂ける助成額や申請書など費用面で色々と調べたり、メール相談もしたのですが、残念ながら自分は対象者には当てはまりませんでした。

周りに「治療しています」とか「子供がなかなかできません」というような公表みたいなことはしていなかったですけど、何人かの少数の友達は知っていて、気持ち的に色々助けてくれたりはしましたね。

焦らなくても大丈夫みたいな感じで言ってくれたりしました。

私の事情を知らない人はたくさんいて、周りから「赤ちゃんまだなの」とかいつも聞かれていました。

周りの身近な人が簡単に妊娠して子供が生まれて、しかも2人目3人目とかいうのが結構多かったので「何で私だけ」という気持ちはありました。

それがプレッシャーに感じるというより、うらやむ気持ちというか、すごく嫌な気持ちではないんですけど、周りのママさん達に対して嫉妬心というか、いいなあという気持ちはありました。

しかも周りで子供ができる家族は「今回全然考えていなかったのに」とか「計画していなかったのに」「いつの間にという感じで」と言っている家族が多かったんです。

何でこんなに望んでいる自分には全然ないのに、何も考えていないところにその機会があるんだ、って納得がいかない気持ちがありました。

飲み薬で排卵周期を整える

実際の不妊症治療の内容は、どういうことをしましたか?

まず普通に問診して、飲み薬が出ました。私の場合正しい周期で排卵していなかったみたいで、正しい排卵を促す薬をまず飲んで、そこから始めましょうという感じでした。最初はその薬だけの治療でした。

その後もずっと通して、辛い治療というのはありませんでした。最初から最後まで飲み薬だけの治療でした。

飲み続けることに関しては正直ストレスを感じることもありました。肉体的な面では最初副作用が出て、つわりみたいな症状が出るんです。ホルモンに影響がある薬だったので、吐き気や頭痛があったりだるくなったりというのがありました。

あとはその薬を飲んでから、変な期待感を持ってしまって、毎月検査をする時に今回は上手くいってるんじゃないかという期待と、そうじゃなかった時のガッカリ感があるのが大変でした。

治療期間はその後、2年間続くことになりました。

その間の治療費は、基本的には通院は、調子はどうですか? みたいに毎月の薬を飲んだ後の定期的な血液検査だけだったので、大体ほとんど薬代でした。

ひと月に1回の血液検査と、1回の通院で問診と1ヶ月分の薬代みたいな感じで、大体8千円ぐらいでした。それの2年間分という感じです。保険適用されていたのでその値段ですね。それ以外の助成金は対象外であったため特に貰っていません。

ずっと2年間薬を摂り続けた間は、途中から種類を変えて2つの薬を摂っていたんですけど、最初の1回目の時に実は1回、妊娠の反応が出たんです。

でもそれが子宮外妊娠だったので、痛みとか最初はあったんですけどちゃんと子供として育つことはなくて、なす術もなく自然に流産してしまったんです。

でもその状況を思い返すと、少しずつではあったけど、何もしないよりは何らかの影響はあったのかなと思います。実際に体内の生理周期も整ってきていました。

しかし、2年間の治療中に妊娠するということはありませんでした。

不妊治療をやめた途端に妊娠

2年経って1度治療を辞めた理由は?

当時長期の旅行をする予定だったので、定期的な通院ができなくてブランクが空いちゃうことになるんですけど、海外旅行先でまで飲まなくてもいいかなと思ったからです。

旅行中だし一旦休憩してもいいかなという感覚でストップしたら、その後すぐ妊娠したという感じでした。だから飲んでいる途中というよりも、飲んで終わってその後でという流れみたいな感じですね。

結局は治療終了日を待つわけではなく、その間にちょっとサボった間に自然妊娠だったということになりますね。

妊娠は初期の段階で分かりました。薬を飲み続けていた時から、習慣で毎月市販の妊娠検査薬で調べていたので、本当に遊び半分でやったんです。

あまり期待もしていなくて、お互い「まさかね」とか言いながらふざけてやったら陽性だったという感じで分かりました。

つわりもありました。周りから聞いていたほどすごいつわりじゃなかったですけど、1日中気持ち悪かったです。

食べづわりと吐きづわりと聞いていたんですけど、3,4回ぐらい実際に戻したり、いつもお腹に何か食べ物を入れてないと気持ち悪いというタイプでした。

あと偏ったもの、お肉ばかり食べたくなりました。みんなは肉の塊を見ると気持ち悪いとか聞いていたんですけど、私はご飯の匂いも平気でした。

1回生卵を見て気持ち悪かったことはあったのですが、食べ物では基本的には食べられないというつわりよりも、ずっと食べたいというつわりでした。

そのつわりの症状は妊娠初期だけで、5ヶ月ぐらいでは落ち着いて普通の楽な生活に戻れたので、体重とかは大丈夫でした。

その後、生まれてくるまでの不安は当然ありました。

何もかも初めてだったし、その前が失敗で終わっていたので、また今回も失敗するんじゃないかとか、今順調でも明日どこかおかしくなるんじゃないかとか、突然鼓動がなくなるんじゃないかとか思いました。

大丈夫ですって言われていても、病院行って帰ってきてからおかしくなったらどうしようとか、「勝手にへその緒が巻きついて気付かないうちに亡くなってたら」という思いとか、たくさんありました。

安定期に入ってもその心配はありました。

お医者さんに言われている平均的な胎動を感じなかった時には「やばいのかな」とか、ちょっと今日は動いていない、感じていないというので、ただ心配という理由で検査してもらいに病院に行ったことも何度もあります。

結果的には出産するまでに異常もなく無事に産むことができました。本当に取り越し苦労というか心配だけしていて(笑)無事に健康で生まれて良かったです。

諦めず、でも気を抜くことも大事

不妊治療っていろんな種類があると思いますが、体外受精は考えていなかったのでしょうか?

一応プランの中で段階を踏まえてという感じで説明は受けました。最初からそれという話ではなかったです。

まず最初に小リスクで手軽な治療からやってみて、それで効果がなければ次に1個上げていくという形にしようと言われていて、その中でも最終的な治療が体外受精になるという感じでした。

しかし、もし妊娠することがなかったらその治療をしていた可能性もあります。

実際私達夫婦で養子とかも考えていました。私達というか私が主に、だんだんそっちに気持ちが向き始めていた時で、養子も考えてもいいかな、と私の方が旦那より強い思いがあったんです。

でも旦那は「今じゃない気がする」と言って、それは選択肢として持っていてもいいけど、自分たちの子供が生まれてくるような気がするということを言っていて、じゃあもうちょっと待ってみるみたいな感じでした。

でもできることは全部やってみようとは思っていましたね。

毎日小さい経験とか結果とかで一喜一憂みたいな、期待で胸が弾んでも結果が望み通りじゃなかったらがっかりすることとかあると思うんですけど、本当に欲しいと思うんだったら諦めないことです。

本当にできる選択肢がもし5つあれば5つできるだけやってみてとか、気長にやることです。言うのは簡単なんですけど、本当に気長に待つしかない、諦めないというのが私の経験です。

でも少しどこかで気を抜いて、軽く「妊娠する時でいいや」というような気持ちに切り替えることも大事だと思います。

私も、ずっと欲しい欲しいと思っている時には妊娠しなかったのに、もういいやってちょっと気を抜いて気楽に、なるようになるという感じになった時に妊娠したので、気を楽にするということも大事かなと思いますね。

ずっと思いつめるのも大変だと思います。

■ 不妊治療方法の助成金申請に関する補足情報

体外受精、もしくは顕微授精による不妊治療をする場合、特定不妊治療費助成金を頂くことが出来ます。

投擲不妊治療法以外では妊娠する可能性がほとんど無いとお医者さんに診断された上、結婚しているご夫婦に対して、1年あたり1回15万円、2回までの助成回数と、5年間で通産助成回数は10回まで支給を受け取ることが可能となります。

ただし、所得制限額が決まっており、夫婦合算での所得が年間730万円となります。

もっと詳しい情報が知りたい方は、特定不妊治療費助成事業事業は厚生労働省のホームページで指定医療機関の全国各都道府県ごとに確認することが可能となります。

特定治療支援事業に関する情報に関してはこちら
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/funin-chiryou.html

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