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小学校の防災訓練に参加した感想

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震災や火災に巻き込まれた時私たちはなにをすればいいのか?そのための訓練として防災訓練に参加することは重要なことです。けが人の救助方法やAEDの使い方、地震時の身の守り方など、防災訓練に参加した方にお話を伺いました

防災訓練で体験、AEDや心臓マッサージ

防災訓練はどういうきっかけで参加しましたか?

私は今年の自治会の組長になったのですが、組長は全員半ば強制的に参加という決まりだったので参加したことがきっかけです。地域一帯での訓練ですね。

小学校に平日の朝9時集合だったのですが、普通に小学生もグラウンドに並んでいて、組長と自由参加の保護者の人は自分の地区のプラカードの前に並んで、グループに分けて順番に色んなイベントを回っていくという感じでした。

心臓が止まって倒れている人にAEDという機械を使って蘇生をする訓練や、担架がない場合に人を運ぶ方法、災害時に設置する簡易トイレを実際に体験してみたりしました。

私は最初、AEDは心臓に電気を流す機械なので専門の人しか使えないのかなと思っていたんですけど、使用方法さえちゃんと知っておけば誰でも使えるようです。

倒れて心臓が止まってしまった人がいたら、まず声をかけ、呼吸をしてるかどうかを確かめて、返事がなく呼吸が止まっているようなら心臓マッサージを行います。

心臓マッサージは30回が1セットで、あんまり弾まないようにグッグッと押すように30回心臓マッサージをして、それでもダメだったら、AEDを持ってくるんです。

まず人を見つけたときに呼吸と心臓が止まっていることを確認したら、救急車を呼んでAEDを持ってきてくださいという風に頼む手順があって、その間に心臓マッサージを行います。

心臓マッサージしている間にAEDを持ってきてくれるという想定で訓練をしたんですけど、そのAEDのセットを開けたら、2枚貼るシールみたいなものが入っていました。

心臓に電気を流すシール2枚とコードがつながっているんですけど、そのシールにどこに貼ればよいかの絵が描かれてあるので、心臓を挟むように肩と脇の下に粘着シートで貼り付けてから、電気を流すボタンを押します。

その人に触っている人がいると電気がその人にも流れてしまうので、ボタンを押す前に「離れてください」と一言声をかけてから、誰も触ってないことを確認し、ボタンを押します。

すると後は機械が自動でその心臓が動いてるか心電図のチェックをしてくれて、状態に応じて音声で指示を出してくれるので、それに従って処置を行います。

機械が心電図を測っていて、蘇生したら「蘇生しました」、蘇生しなかったら「心臓マッサージをしてください」とか音声で言ってくれて、その機械の言うことに沿ってやれば良いそうです。

訓練なので機械の音声は聞けなかったんですけど、わりと初心者でもできるんだなと思いましたね。

その訓練はホームページを見ても分かると思いますし、電気を流すときに離れてくださいと言って、シールを貼ってボタンを押すだけなので、すごく難しいものを想像していたんですけど、意外と簡単なんだなと思いました。

子供に心臓マッサージを行うときは、両手で押すと刺激が強すぎてあばらが折れてしまうので、片手でやってくださいと言っていました。

大人のときは両手でみぞおちあたりをグッグッと30回押して、様子を見て、また押すという繰り返しみたいです。

あと、地震を体験する機械を搭載した車があって、そこに乗って震度6くらいを想定した揺れを体験したりしました。

また消火器で火を消す訓練もしたのですが、実際に火を使うと危ないので、火がついた絵に向かって、消火器に見立てた水入りの消火器で消す訓練でした。

他には実際の消防のホースみたいなものを目の前で出してくれたり、煙の中に入っていって歩いたりなど、色々な体験をすることができました。

消防署の人にも協力いただいて、一緒に説明してくれました。

担架無しで怪我人を運ぶ時、階段では足を下に

災害時のトイレはどうなりますか?

テントを組み立てた感じで、テントの中にトイレがあるんですけど、車椅子の人でも使えるような手すり付きで、その手すりにトイレットペーパーもくっついていました。

下水が下に流れていればその下水にかぶせるようにやるみたいなんですけど、なければどんどん溜まっていくので臭いもすごいですが、災害時には重宝するものみたいです。

実際に体験として中に入ってみました。テントはファスナーで前を閉めるんですけど、そのファスナーが中々閉まりませんでした。

あと使用中・使用後が分かるような札を切り替えるみたいなんですけど、すごく急いでいる人が、ファスナーを開閉して札を使用中にするという手順がちょっと不便な気がしたので、改良してくれないかなと素朴に思いましたね。

倒れている人の救命手順を教えてください。

訓練では、まず運ぶものがないと想定して毛布を使うんですけど、毛布を両サイドからくるくると丸めて、そこの間に倒れている人を寝かせて、丸めたところを4人で持ちました。

頭と足を持つ人が1人ずつ、落ちないように真ん中で支える人が両サイドに1人ずつです。4人いないときはサイドは1人で担当し、3人で運ぶこともできるみたいです。

運び方は、頭を前にして運ぶイメージだったのですが、頭からだと階段などがある場合に頭が下がって万一落としたときに大怪我をするから、必ず足から動かすようにと言っていました。

咄嗟のことだとつい頭から動かしちゃいそうですが、まず足の方から先頭で運んでいくと言っていたのが、すごく印象的でした。

災害時の食料はどうすればいいですか?

今まで3日分用意しておけばいいと言っていたみたいなんです。

でも南海トラフの大地震が30年以内に6~70%くらいで起こると言われていて、その被害想定が今までにないくらい大きいので、家庭内の水や食料の備蓄は1週間分は自分たちでもつように備えてくださいと言われました。

具体的な水の量の説明はなかったんですが、人数によって違うと思うので、普段自分たちがどのくらい飲むか知っておいて、例えば1日にペットボトル3本分だったら1.5リットルを1人1本計算で1週間分用意したらいいかなと思います。

その小学校には畳2畳か3畳分くらいの広さの倉庫みたいな備蓄庫があるそうで、そこに毛布300枚と食料としてカンパン720個と水が貯められるタンク、折りたたみ式のプールみたいなものを用意しているそうです。

720個のカンパンはすぐなくなっちゃうような印象だったんですけど、カンパンは5年持つので、また5年経ったら入れ替えるということを繰り返しているみたいです。

災害時の食料を学校の備蓄だけに頼るとすぐになくなってしまうから、必ず家庭で準備をしておいてくださいという風に言っていましたね。

消火器は使用期限に注意、普段から使い方を知っておく!

煙の中に巻き込まれたらどうすればいいですか?

その訓練のときは煙は無害なものを使っていたので、別に吸っても大丈夫だったんです。

けど、実際の火事の煙はすごく有害で吸ったら体に毒ですので、ハンカチやタオル、もしなければ手で口を塞いで、低い姿勢でなるべく吸わないように進んでくださいと言われました。

実際その煙の中を歩く体験もしたんですけど、子供が悲鳴をあげたり、きゃっきゃっ言いながらやっていましたね。

消火器の使い方と気をつけることについて教えていただけますか。

消火器は普段使うことがなく、イザというときにゆっくり説明書を読んでいる暇はないので、あらかじめ使い方を読んでおくということです。

あと外に置きっぱなしにしていると消火器が腐食して破裂することがあるみたいなので、定期的に腐食してないか使用期限が過ぎてないかよくチェックして、イザというときにちゃんと使えるように準備しておくことが大切です。

消火器は、まずホースを持って構えてからピンを抜いて、あとは握ったらもう出ますので、使い方は本当に簡単だなと思いました。

火を消すときに狙う箇所なんですが、最初、上の方を狙うのかなと思っていたら、下の火元を狙わないと消えにくいから、とにかく火元中心にほうきで掃くように消火器をかけてくださいと言われました。

実際の体験はグラウンドでやっていたので、消火器の粉はよくなかったのか、水で代用した消火器を使用し、実際に火をつけるわけにはいかないので火の絵に向かって水を吹きかける訓練をしました。

普通の消火器は粉が出ますが、訓練で使用したものは、消防署の人が用意した特殊な水が出る訓練用の消火器でした。

ノズルの硬さは、たぶん本物の消火器と同じように作られてたと思いますね。女性の力でも握れる感じですね。子供でも全然使える感じでした。

地震時に頭を守るだんご虫のポーズ

地震が実際に起こったらどうすればいいですか?

まず机の下に入って頭を守るというのが第一なんですけど、その頭の守り方で、ダンゴ虫のポーズをしてくださいと消防署の人が言っていたのですが、最初、誰も理解できなかったです。

子供たちも、ダンゴ虫というから膝を立ててやっていたら、違うと言われました。正しいダンゴ虫のポーズは、正座をして丸まって後頭部を守るようにうずくまるポーズでした。

単にしゃがんでる状態だと、揺れたときに自分の膝が顔面に当たって怪我をすることがあるらしく、ダンゴ虫のポーズだと地震ですごく揺れても自分の膝に顔をぶつけたりしないのでよいそうです。

実際の地震を体感する機械を見ていると、かなり前後に揺さぶられるので、揺さぶられた時に自分の膝で歯を折ったりしたらすごく間抜けだなと思いました。

だからそうやって机の下で正座して後頭部を手で覆うようなポーズをする訓練をしました。

とにかく地震が起こってすぐに外に飛び出すとガラスとかが降ってきたりすることがあって危ないので、揺れがおさまってから行動するように説明されました。

実際、震度6,7クラスの地震が来ると、家具がすごく動きまくって食器棚の中のものとかが飛び出してきたり、割れたガラスが自分に飛んでくるみたいなことが起こるので、まず家具の固定をきちんとしておくことが大切です。

食器棚の扉なども100円均一のお店とかでロックが売っているので、そういうものをつけたほうがいいんだなと思ったのと、普段そんなに動かすことがないので固定していなかったんですけど、壁に冷蔵庫とかも固定しました。

とにかく地震に備えて、固定できる家具は全部した方がいいなと思いました。

食料とかも危機が迫っていないとあんまり準備することがないんですけど、1週間分はやっぱり備蓄が必要なんだなと思いました。

避難先の学校にも少量のカンパンしかなく、数を聞いたらそのカンパンですらありつけるか怪しい感じでした。

食料が足りないと、大変な状況の中、食料をくださいくださいと回らないといけないのかなと思ったので、自分で食べたいものをきちんと用意することが必要だなと強く思いましたね。

あとは、毛布だとかさばりますが、避難用の薄くても暖かいようなシートなども避難バッグに自分で全部一式まとめて用意しておくことが、地震が来る前にできることかなと思います。

今まで家に水しか用意してなくて、水だけでは1週間は耐えられないと思うので、まず日保ちする食料を用意して、近所の人が困ってたら助けられるくらい、1週間分と言わずちょっと多めくらいに用意しておいて損はないかなと思いました。

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