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対談インタビューをする時にお勧めのICレコーダー

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対談形式によるインタビューをする時に皆が使っているICレコーダー。購入を検討している方のためにお勧めのICレコーダーの選び方まで詳しくご紹介します。

そもそも、ICレコーダーは必要?

皆が持っているからとICレコーダーを準備する方も居ますが、本当に必要なのでしょうか?

実は、ICレコーダーがなくともメモをすれば十分という方も居ます。重要な内容は全部頭に残るし、少しのメモでしっかり内容を把握できる。熟練の取材者ともなればそういうケースもあるかもしれません。

しかし、一般的には録音せずに重要な内容を全部メモしようとすると、次の質問との間が空いてしまい話の流れが悪くなります。また、メモにも意識を向けるため対話に集中しきれず、もう少しで引き出せたはずの重要な情報を入手し損ねてしまうこともあります。こういったことを避けるためにも、皆さんICレコーダーを準備されるのですね。

どんなICレコーダーがインタビュー録音に最適なのでしょうか?

まずは対談インタビューに適しているICレコーダーのポイントを5つにまとめましたので、詳しくみていきましょう。

録音した内容がはっきり聞こえる

インタビューは室内で行われることが多く、環境上音声が聞き取りづらいことは滅多にありません。また、ほとんどのICレコーダーには録音可能時間を短くすることで音質を良くする機能がついています。そのため、高音質モードで録音すれば、現在販売されているほとんどの新しい機種なら支障はないでしょう。

しかし、古いICレコーダーやあまりにも安価なICレコーダーを購入した場合はその限りではありません。これらのICレコーダーを購入予定の場合は、最低限音声が聞き取れるだけの性能があることを確認してから購入しましょう。

操作がしやすい

インタビューの初めに相手に断りを入れて録音を開始しますが、この時にもたつくとインタビューをスマートに始められません。また、操作が難しいと操作の失敗で録音しそこねる可能性もあります。

操作ボタンの位置は側面にある機種やディスプレイ下にある機種など様々です。使いやすい操作ボタンの位置や大きさは個人によって異なるので、実際に操作して検討するのがお勧めです。

USB端子が本体についている

仕事でインタビューを行った場合、多くは録音した元データをPCに移して保存します。インタビュー内容の事実確認に使用したり、万一のトラブル時にデータが必要になったりするためです。また、テープ起こしのためにPCにデータを移すこともあります。
今時のICレコーダーの多くはUSB接続でデータをPCに移します。また、PCから充電する機器も多くあります。そういった時に、ケーブルでつなぐのではなく、本体にUSB端子がついていてダイレクトに接続できると便利です。

データ形式に汎用性がある

録音したファイルのデータ形式は多数あります。例えば、多く使われるメーカー独自の形式としてはソニーのDVF/ICS/MSV、パナソニックのVM1東芝のDMR/DVR等です。

メーカー独自のデータ形式では専用の再生ソフトのインストールが必要になったり、テープ起こしを外注する際に変換が必要になったり手間がかかることがあります。

MP3やWMAなどの汎用性のあるデータ形式で録音できるICレコーダーがベターでしょう。また、WindowsならWMAも便利ですが、Macユーザーには不親切かもしれませんので、特別なソフトを使わずに様々な機器で聞いてもらうにはMP3が一番といえるでしょう。

その他

電源の種類は、電池式と充電式が主流となっていて併用できる機種もあります。充電方法はUSBでPCから充電する機器が多くなっています。

現在販売されているICレコーダーは持続時間が長いため、インタビューに使用する場合は途中で電池が切れることはまず無いでしょう。また、半導体メモリーの容量も2GB以上の大容量で長時間対応の製品がほとんどですので、こちらも特に気にする必要はないでしょう。

インタビューにふさわしくないICレコーダーとは?

逆に、インタビューにあまり適していないICレコーダーや、必要のない機能についてまとめましたのでみていきましょう。

古い機種、安価すぎる機種

機能的な問題から音声ファイルが聞き取りづらく、データ起こしの際に不明な部分が多くなる可能性があります。このため、内容の把握が難しくなるだけでなく、データ起こしを外注する際に追加料金がかかるなどの余計な出費に繋がることもあります。
また、パソコン上で音声ファイルの再生や保存が不可能なICレコーダーも存在します。重要なインタビューに使用するのは避けたほうが良いでしょう。

超軽量・小型が一番の売りの機種

本体のサイズが小さい事やとても軽いことを特徴としている機器もあります。しかし、インタビューに使う際にはほんの数十グラムの重さの差はほとんど関係ありませんし、小さすぎると操作ミスを誘発することもありますので避けたほうが無難です。

多機能な機種を備えた機種

インタビューに使用するICレコーダーですので、仕事用です。音楽プレイヤーやラジオを聴くなどの娯楽的機能は必要ないでしょう。音声が聞き取れれば十分なので、CDの音質を超える超高音質での録音機能、ワイヤレスリモコンによるリモート録音、立体的なステレオ音像などのこだわりと多彩な機能のICレコーダーは過分でしょう。

どこのメーカーの商品が良いのでしょうか?

いよいよ、お勧めのICレコーダーをご紹介します。ここまで説明してきた項目を全てクリアする「音声がはっきり聞こえて操作が簡単。USBダイレクト接続&充電が可能で汎用的なデータ形式。もちろん容量や稼働時間も十分」な機種の中から特におすすめのICレコーダーを選びました。

1位 オリンパス ボイストレックV-822

822

OLYMPUS ICレコーダー VoiceTrek 4GB リニアPCM対応 MicroSD対応 BLU ブルー V-822

録音形式:リニアPCM/MP3/WMA
内蔵メモリー:4GB
最大録音時間:MP3  128kbps約65時間
録音時電池持続時間:MP3 128kbps
アルカリ電池使用時:約27時間
ニッケル水素充電池使用時:約21時間
電池種類:単4形アルカリ乾電池1本またはオリンパス製ニッケル水素充電池1本

ボイスバランサーで音量レベルを自動調整したうえで低音域と高音域をカットした聞きやすい録音ができます。そして、音声が録音されている部分のみを再生することができる声だけ機能やテープ起こし用の再生モードがあるため、録音後にとても時間と手間がかかるテープ起こしが効率的に行えます。

2位 ソニー ICD-UX543F

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SONY ステレオICレコーダー FMチューナー付 4GB シルバー ICD-UX543F/S

録音形式:リニアPCM/MP3
内蔵メモリー:4GB
最大録音時間:MP3 192kbps 44時間40分
録音時電池持続時間:MP3 192kbps/128kbps/48kbps 約26時間
電池種類:内蔵リチウムイオン充電式電池

音声以外の周波数を低減し、最適なマイク感度を自動で設定するおまかせボイスが備わっているほか、シーンセレクトでインタビューにぴったりの録音ができます。万一インタビュー直前に充電を忘れてしまったことに気付いた場合でも、約3分の充電で約1時間の録音急速充電ができるため安心です。

3位 パナソニックRR-XS705

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[パナソニック 4801306] ICレコーダー RR-XS705-K

録音形式:PCM/MP3
内蔵メモリー:4GB
最大録音時間:MP3-320kbps 約26.5時間
録音時電池持続時間:MP3-320kbpsニッケル水素充電式電池使用時:約15.5時間
パナソニックアルカリ乾電池使用時:約27時間
電池種類:単4形ニッケル水素充電式電池または単4形パナソニックアルカリ乾電池

特定の方向の音を強調して録音することができるだけでなく、再生時に「前方」「左」「右」の3方向から強調する音声を指定できるため、取材者と対象者の音声を聞き分けやすくなります。また、ボタンの長押しで押し始め位置から3秒前にインデックスを付ける便利機能もあります。

ICレコーダーを使用したインタビュー時の注意点

インタビューに適しているICレコーダーを購入すればもう安心、と思うかもしれませんが、実はICレコーダーを使ってインタビューする場合に注意しなければならない点があります。

メモをとる

内容はあとできちんとICレコーダーから起こすからメモはとらなくて良い、と思うかもしれません。しかし、メモをとっていないと、対象者が自分の話をきちんと聞いていない、軽んじられている、と感じてしまい反応が悪くなる場合があります。話を真剣に聞いているというアピールも兼ねて、大切な部分はメモを取りましょう。

録音前の設定と準備

初めてインタビューにICレコーダーを使う場合や環境が変わる場合は、下準備として当日に近い状況で試しの録音と再生確認をしておきます。その際に、高音質モードやインタビューモードの設定、マイクの角度の調整、話し手とマイクの距離が1~2mになるように置く場所の選定などを行います。また、いつも予備として新しい電池またはフル充電した充電池を準備しておくと安心です。

ノイズを避ける工夫

インタビューは音声が録音しやすい環境で行われるとはいえ、ノイズを避けるための工夫もしましょう。具体的にはハンカチなどの布をレコーダーの下に敷いて振動音を吸収させる、PCなど音の出るものから遠いところに置く、録音中はむやみにICレコーダーに触れないように気を付けるなどです。

終わりに

ここまでICレコーダーについて読んでもらいましたが、いかがでしたか?

オリンパスのボイストレックV-822、ソニーのICD-UX543F、パナソニックのRR-XS705がお勧めですが、この3機種以外にも、簡単な操作できちんと録音ができ、汎用性が高く使いやすいボイスレコーダーはあります。もしも購入に迷ったら、実際に店頭で試しに使ってみるのも良いでしょう。

この記事がICレコーダーの選定に役立ちインタビューが成功することを願っています。

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