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パソコン教室の派遣インストラクターのお仕事インタビュー

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パソコンのインストラクターと言えば、初歩的なことから専門的なことまでパソコンに関しては知らないことはない、まさにパソコンのプロ。常に新しい知識を取り込み、人に教えるというその仕事について、インストラクター歴5年の女性にお聞きしました。


講師に必要な様々な資格や勉強

パソコン教室のインストラクターになろうと思った理由は?

ちょうどインターネットが普及し始めた頃で、パソコンが好きで面白いと感じていたからです。

パソコン関連の仕事がしたいと思って、当時会社に勤めていたのですが、それをやめて資格を取得することにしました。始めて5年です。

特にインストラクターになるのに資格とか決まりはないのですが、講師の資格は持っていた方が、派遣に登録する時などはアピールしやすいと思います。

私が持っているのはMOTといって、マイクロソフトオフィシャルトレーナーという資格です。

これはマイクロソフトの講師になるための試験で、MOSといって、ソフトの試験の上級レベルと、エッセンシャルという筆記試験ですね。

あとTTT(Train the Trainer for MOT)というプレゼンテーションの講習会があるんですけど、その3つを取得して初めて取れる資格です。

私は自分のパソコンで、特に講座とかスクールに通ったりはせず、自力で勉強して取りました。

プレゼンテーションの方はその時は全くスキルがなかったので、講習会や教室に入って講師の勉強をして、それからその講習会を受けました。

その他に持っている資格は、富士通オープンカレッジ認定講師という、今この資格があるのかどうか分かりませんが、ワード、エクセル、ウィンドウズ、インターネットの筆記、実技、プレゼンテーションの試験です。

あとは国家資格の初級システムアドミニストレータ―という資格ですが、今は名前が変わって、ITパスポート試験という試験に変わったそうです。

これぐらい持っていたら講師としてはアピールできるんじゃないかと思います。

最初、講師になるためのスクールに入ったので、その期間も含めると半年から1年ぐらい勉強はしました。スクールというか教室なんですけど、実際フリーでインストラクターをされている先生が開いている教室でした。

普通の大きなNECとか富士通のスクールに比べると授業料も安くて、実際先生が行われている講習会に連れて行ってもらえて、実際に講師としての体験もできるというスクールだったので、実技の勉強もさせていただきました。

時給は良いが収入は不安定!

ご自身はどこの教室やスクールで教えていましたか。

地元のパソコンスクールと、派遣会社に登録して仕事をもらっていたのですが、派遣会社の仕事が私の場合は主でした。

単発の派遣が多かったんですけど、企業の社内研修やハローワークの職業訓練学校や公務員の方のパソコン講座、地方自治体のインターネット教室などに行かせてもらいました。

基本的にはマイクロソフトのワードやエクセルを教えることが多かったです。頼まれれば、パワーポイントやアクセスやホームページ作成講座なども行っていました。

早い場合で1時間で終わる講座もあれば、1日かけて6時間使って講習会をするというのもありました。

カリキュラムは決まっていて、このソフトを教えてほしいという形で依頼があり、依頼を受けてから自分で講座の流れとかを決めていました。テキストがあったので、そのテキストに沿っての講座になりました。

テキストというのは大きく分けて2つあって、マイクロソフトのテキストと富士通が作っているよく分かるというテキストがあるんですけど、大体その2つを使っているところが多かったです。

人数が多い場合は、サポートと言ってサブの講師が後ろに2人ぐらい付いていただけたので、そのサブの人がサポートしてくれるという形でした。

人数が少ない講習会の場合は、少し皆さんに待っていただいて、私が近くに行って手順を教えるという形でした。途中で分からなくなったりしても、サポート体制はできています。

私は妊娠中にもしたりしていたので、多い時は週1とか週2で有りましたし、少ない時は全然なかったりしました。あとは地元のパソコンスクールで曜日を決めて行っているという感じでした。

給料は、今より随分前なので相場がどうなっているか分かりませんが、以前は大きな講習会では、時給3千円から4千円の間でした。小規模とかスクールなどでは千円から2千円くらいだったと思います。

多い月はものすごく多かったですし、少ない時は全くないという感じでした。多い時で、講習会だけだと10万円ぐらいという感じだったと思います。時給としては良かったと思います。

やりがいがある仕事!教材費やソフト代が大変!

パソコン教室のインストラクターの仕事をやってみて、良いと思えるところ、イマイチと思う部分を教えてください。

とにかくやりがいがあります。分からない人に、自分の持っている知識を伝えてあげることができるということです。分からない人が、なるほどと感動してもらえるのが、自分のやる気や嬉しさにつながりました。

あとは色々な場所で色々な人と触れ合えたり、お客さんや他のスタッフの方との出会いがたくさんあったり友達になったりというのも良かったと思える1つです。

色々な場所で講習会があって、前泊して大阪に行ったり名古屋へ行ったり、ちょっとした旅行気分が味わえるのは、フリーでやっていて楽しかったところです。

ソフトがどんどん更新されてどんどんバージョンアップしていくので、それに伴う資格を取らないといけなくて、それが大変でした。教材やソフト代もそれに伴って出費になるということです。

もちろん自分で教材を買っていました。ソフトも何万とかするので結構教材費はかかりましたし、私服で行くのでスーツ代とかの衣装代にもお金がかかりました。

始めた頃は、なかなか自分の言いたいことが伝わらなかったりして、人に自分が知っていることを教えるというのがすごく難しいというのを痛感しました。

なるべく専門用語を使わずに、分かりやすくかみくだいた言葉に言い換えて聞いている人に分かりやすくすることが大切だと思いました。

インストラクションだけの講師の教室に通っていたので、そこでの勉強がすごく役に立ったと思います。

派遣の仕事は単発が多かったので、特に人間関係で苦になるということはありませんでした。

地元のパソコンスクールも主婦の方が多くて、結構和気あいあいとしていて、人間関係で困ったことはなかったですけど、残念ながら潰れてしまいました。

向いている人は、とにかく教えるという情熱のある方だと思います。

ミラー効果という言葉もあるんですけど、自分が情熱を持って講習すればお客さんも好奇心を持って熱心に聞いてくれるという感じで、充実した講習会ができるというのはあると思います。

ただ、説得力のある講習会をするには、自分がこれから教えるソフトに関して、120%ぐらいの知識を持ってないといけないので、そのためにはかなり勉強しないといけないと思います。

私自身も、知り合いの講師同士で集まって、勉強会などを良く開いてました。

インストラクターの需要は昔ほど多くないと思うんですけど、パソコンスクールや講座がある限りは、いくらか需要のある職種だと思います。

これから始めたいと思っても何をしていいのか分からないという方は、とりあえずMOT試験にチャレンジされて、取得していただくのが一番の近道だと思います。

その資格を持って派遣に登録したり求人に申し込むということが、インストラクターになる第1歩だと思います。

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