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オーストリアのウィーンへの新婚旅行記

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音楽好きの方の新婚旅行ならオーストリアのウィーンはいかがでしょう。ベートーベンやモーツァルト縁の音楽の都です。ヨーロッパらしい街並みで、シュニッツェルというカツレツやザッハトルテを食べたそうです。歴史を少し学んでおくとより楽しめるでしょう。

ヨーロッパの音楽都市ウィーン

いつどこに誰と行きましたか。

5年前に、オーストリアのウィーンに主人と行きました。

新婚旅行だったんですけど、私は音楽が好きなのでどうしてもウィーンという所に行ってみたくて、長く休みが取れるのが新婚旅行ぐらいだったので、ウィーンを選びました。

ウィーンには音楽的なものが多いです。ベートーベンとかモーツァルトとかヨハン・シュトラウスとかの縁の「音楽の都」と言われている所です。

ウィーン、ザルツブルグ、プラハの3つは外せないかなという印象です。

行く前には、一通りの準備と、ウィーンフィルを聴きたかったのでチケットをこちらで手配していきました。

ウィーンに住んでいる日本人がチケットの手配の代行サービスをやってくれていて、そのホームページを見つけてそこの人に頼みました。

持っていった物は、お味噌汁と、あとは普通の旅行の格好で良いかなと思いました。

現金は、二人で4、5万円で十分かなという感じですね。使ったお金は、ホテル代を入れて15万円くらいだったかなと思います。

ウィーンに行く前にポーランドに寄って友人の家に行きたかったので、そういう諸々の日程を組むとツアーはあまり適さないので、個人で行きました。

4泊5日でしたが、十分楽しめると思います。

飽きない街並

ウィーンの街並はどうでしたか?

私はもっと昔風な街並なのかなと思っていたんですけど、割りと近代的でびっくりしました。

現地の人の服装も、こちらとそんなに変わらない感じだったかなと思います。

でもいわゆるヨーロッパという感じの、石畳の道路に石造りのお家が並んでいる雰囲気の街でした。

街の中に見る所がたくさんあったので、いようと思えば1ヶ月でもいても飽きないね、という感じの所でした。

治安は悪くなかったと思います。観光地ということもあるんでしょうけど、嫌なことには全然遭遇しませんでした。

「インター・コンチネンタル・ホテル」に泊まりましたが、凄く良いホテルでした。立地も良くて、中もヨーロッパな雰囲気だったのでとても良かったです。

夏に行ったので凄くからっとしていて過ごしやすかったんですけど、夜はちょっと寒くなったので長袖は必要かなと思いました。

ウィーン料理の味

現地ではどんなものを食べましたか?

普通の洋食ですけど、食べ物にまつわる話が二つあります。

一つは、凄く有名なシュニッツェルというウィーンのカツレツです。日本でもたまにあると思うんですけど、ともかくそれが美味しくて食べました。

淡白で美味しかったので、日本人の好みに合うと思います。

もう一つ印象に残っているのは、ザッハートルテというケーキです。

私はウィーンに行くまで知らなかったんですけど、ザッハートルテにまつわる話が凄く面白かったです。

ザッハートルテはいわゆるチョコレートケーキなんですけど、凄く昔にあった「ホテル・ザッハー」というホテルのレシピだったそうです。

あまりにも有名で凄く人気が出たので、それは門外不出として他の所では絶対に出さないと当時のパティシエは言っていたらしいんです。

けど、ある時ホテルが財政難になってしまって色んなものを売ることになった時に、ザッハートルテのレシピも担保か何かで出ちゃったらしいんです。

出ちゃった先が「デメル」というケーキ屋さんで、レシピが渡ってしまったんですね。その後「デメル」がザッハートルテを売り出したんです。

そうしている間に「ホテル・ザッハー」が盛り返してきてまた経営が始まった時に「そのザッハートルテはうちの物なんだからデメルは売るのを止めなさい」と争いになったそうです。

デメルはデメルで「ザッハートルテは自分達の物だから、ホテル・ザッハーが同じ名前のケーキを売るなんてけしからん」という話になって、何百年も前の話ですけど当時裁判にまでなったそうです。

結局はどちらにも商標権を与えたんですが、今でもデメルとザッハーの逸話は残っていて、そういう話を聞きながらザッハートルテを食べました。

私は2軒でザッハートルテを食べたんですけど、杏ジャムをチョコレートケーキの間にはさむのがオリジナルらしいです。

だけどデメルのお店で出てきた物は、杏ジャムをチョコレートケーキの上だけに載せるという違いがあるらしいです。

観光客の私達からすればどっちもザッハートルテなんですけど、実はそのケーキにはそういう逸話があるというのを本か何かで読んで凄く面白いなと思いました。

味は一緒な感じですね。がっつりとしたチョコレートケーキです。

日本でもたまに売っています。日本では「ザッハートルテ」というのしか見たことがないですね。

「ホテル・ザッハー」のオリジナルレシピなのか「デメル」のレシピで作っているのかは分からないんですけど、そういうのがありました。

ベートーベングッズをお土産に

お土産はどんな物を買いましたか?

観光地の中に色々買う場所があるのでそういう所で買っても良いと思うんですけど、スーパーに行ったら凄く可愛いキッチン用品とかがあって、それを買ってきました。

日本の物とは色や形が違っています。シンクを洗うブラシを買ってきました。

日本だとタワシとか金ダワシとかなんですけど、向こうはお人形みたいになっていて頭の上にちょんと付いているような可愛い物がありました。

私は町の本屋さんにふらっと入ってみたら、日本では見たことのないような楽譜がありました。

音楽の都なので音楽関連グッズは色んな楽しい物があったのでそういう物を買いました。

あと、ベートーベンの家に行ったので、ベートーベンの家で売っている消しゴムとかの関連グッズを買ってきて皆にあげました。

ベートーベンのサインというかそういうのが載っている物を買ってきました。

物価は安くはなかったです。ヨーロッパだったらどこでも高いのかなと思いますけど、ユーロが160円とかだったので水を1本買うのにも160円して凄くびっくりしました。

チップを払う習慣は無かったですね。

ベートーベンの聴覚を体験

お薦めの観光スポットと、その感想を教えてください。

まず、ハプスブルク家という王家の人達が住んでいたシェーンブルン宮殿という宮殿が近くにあります。

そこは外から観るというよりも中に入って昔の王様の生活を見るという感じで、調度品も昔の物がたくさんあって見応えがありました。

もう一つは、モーツァルトが作曲活動をしていたという家です。

そこに行くと当時のままなので、この窓の外を眺めながらモーツァルトはこの曲を書いたとかそういうコメントが載っていて、凄く魅力を感じました。

あとは、路線バスで20分くらい行くとベートーベンが住んでいた家があって、そこが私は凄く印象的でした。

ベートーベンの家の近くに「ベートーベンの小径」という有名な道があって、どうしてもそこに行きたかったんです。

歩きながら有名な「田園」というオーケストラの曲を作曲したと言われている道なんですけど、そこも当時のままの雰囲気が残っていて凄く良かったです。

ベートーベンが生まれた家は、ボロかったです、こんな所だったんだという感じでした。

彼は晩年耳が聴こえなくなるんですよね。

聴こえなくなったのに有名な「第九」を作曲したんですけど、少しは聴覚が残っていて、その残っていた聴覚がどういうものだったのかというのを体験できるような機械みたいなのがありました。

実際に聴いてみたらほとんど何も聞こえないんですけど、その中でどうやって作曲をしたのかなと、そういう雰囲気が伝わってきて素晴らしかったなと思いました。

そういう色んな音楽家が住んでいた家とかを観た後にウィーンの博物館に行ったら資料がたくさんあって、そういうのを観るのがとても良かったなと思います。

コンサートチケット入手に一苦労

楽しかったこと、苦労したことを教えてください。

ウィーンに行ったらウィーンフィルを聴こうと思っていたんですが、実はウィーンフィルがちょうどウィーンを離れている時期だったので、聴けなかったんです。

それですごくがっかりしたんですけど、代わりに「楽友協会ホール」という昔からのコンサートホールに行ってみたんです。

そうしたらコンサートが観光客向けにアレンジされていて、奏者が皆昔の格好をしていて目でも楽しませるコンサートをやってくれて、それが凄く楽しかったです。

後から知ったんですけど、毎年1月1日にNHKでやっているニューイヤーコンサートの舞台になっているコンサートホールで、ここだったんだと印象深かったというか楽しかったのを覚えています。

もう一つは、ベートーベンの生家の近くに誰でも弾けるピアノがあったので、ちょっとベートーベンの曲を弾いてみたら、周りの人が温かく拍手をくれました。

私はプロでも何でもないんですけど、そういうことに対して寛容なんだなという雰囲気がありました。

皆凄く音楽を愛しているというか、自分達の街の文化とか歴史を重んじているなという雰囲気でした。

ちょっと気持ち悪いんですけど自分で自分に酔ってみたりして、凄く音楽を楽しめたなというのがありました。それが楽しかったですね。

苦労した思い出では、チケットを取るのに日本語ができる現地の人と色々とやり取りをしたんですけど、なかなか上手く通じなくて少し苦労しました。

ホテルで待ち合わせをしてチケットを貰ったんですけど、なかなか上手く会えなくて、ホテルのフロントに預けてもらったりして、ちょっとそこで苦労しました。

チケットは4、5,000円だったと思います。

手数料が含まれていましたのでちょっと割高になりましたけど、私はその頃はまだ初心者だったので、日本語ができるし良いかなと思って頼っちゃいました。

現地で買うと売り切れることもあるみたいですね。やっぱり観光の街なので、観光客がぶわっと行くとチケットがなくなっちゃったりするのかなと思います。

私が行った時も満員だったイメージがあります。

音楽家の直筆楽譜を見る

これから行こうとお考えの方に、ウィーンの最も魅力的だと感じた部分を教えてください。

音楽好きだったらザルツブルクとプラハとウィーンは絶対に行った方が良いなと私は思っていて、その中でもウィーンは「音楽の都」なのでぜひ行ってみていただきたいかなと思うくらい魅力的でした。

モーツァルトの家に行ってもベートーベンの家に行っても、街中にあるヨハン・シュトラウスのお墓に行っても博物館に行っても、必ず彼らの直筆の楽譜(スコア)が残っています。

そういう物を見ると鳥肌が立つというか、本当にこの人達はここに生きて音楽活動をしていたんだなというのを肌で感じられるので、そういうのがとても魅力的だったと思います。

ウィーンに行く目的は、ただ観光に行く場合と、私のようにウィーンフィルを聴きたいから行く場合があると思うんです。

両方に共通して言えることは、まずは歴史のことをちょっとでも良いから学んでおくと、より楽しくなるかなということです。

ウィーンフィルは世界的に凄く有名なオーケストラでウィーンを活動拠点にしているので一回は聴いてみたいと思う人が多いと思いますが、世界に公演に行っている時はそこにいないんですよね。

スケジュールでそういう風になってしまうと行ってもいないので、そういうことは事前に調べておくと良いかなと思います。

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