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ハモネプリーグに出たくてアカペラバンドを結成しました

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アカペラバンドは声の調子を常に整えておく必要があります。しかし、大きな音が無く専用の練習場も必要ありません。既存の曲をアレンジだけでも大変ですが、みんなのハモリがきれいに出来たときが1番楽しいそうです。

メインボーカル1人とコーラス3人の4人組バンド

アカペラバンドを始めたきっかけは何でしたか?

中学生の頃に観ていた番組でアカペラの魅力にハマって、自分もやりたいと思って結成する事にしました。

2008年ぐらいに、大学で知り合った子と高校時代の友人2人と私の合計4人で結成して、2年間やっていました。

私達のバンドは女の子が4人で、曲に合わせて出来る子がやるという形だったんですけど、メインボーカル1人とコーラスが3人という編成でした。

ボイスパーカッションのパートは、うちはなかったです。

私はメインボーカルと、コーラスの中ではソプラノかアルトを担当していました。

特にサークル活動としてやっていた訳ではなくて、あくまで個人的な活動としてやっていました。

駅の近くにある広場で、原則的に皆揃って練習していました。広場に人が集まってきたりは、あまりなかったですね。

週に1回は必ず集まるようにしていました。多い時は週に3回集まっていた事もありました。

時間が許す限りやっていたので、長い時は5時間ぐらい練習していました。

私はとあるアカペラバンドが凄く好きだったので、その方達の音源や楽譜を参考にしていました。

鍵盤ハーモニカを使って音合わせ

アカペラバンドに楽器はないんですけど、どのようにして音合わせをしていくのですか?

持ち運べる楽器を持っていなかったので、鍵盤ハーモニカを使って合わせていました。

チューニングという機械がある時はそれで合わせていたんですけど、最初の頃は持っていませんでした。

本当は音叉とかピッチパイプといった専用の道具があるんですが、それも持っていなかったんです。

自分達が持っている楽器の中で1番いいものは何かと考えた時に、鍵盤ハーモニカにしようという結論にたどり着きました。

歌う曲のジャンルは特に決まっていなかったんですけど、殆どがJ-POPでした。

私は「ハモネプ」にも出ていたRAG FAIRというバンドが好きでした。友人はゴスペラーズが好きだったみたいです。

最初の頃は既存のアカペラ用の楽譜が売ってあったのでそこからリストアップして、どれを歌いたいのか全員で相談して、一致する曲もしくは多数決で決めた曲を歌うようにしていました。

アカペラ用の楽譜は本屋でも売っていますし、ヤマハがインターネットで「ぷりんと楽譜」という楽譜のダウンロード販売をやっていますので、そこで1曲ずつ楽譜を買う事が出来ます。

お値段は1曲300円~400円ぐらいでした。

オリジナル曲を作った事はありません。既存の曲をカバーする事がうちのバンドでは多かったので、自分達なりのアレンジをしていました。

アレンジは私がしていました。既存の楽譜には大体和音が書いてありますので、その和音に自分の好きな音をまず当てはめていって確かめていくんです。

ただ、中にはリズムと和音では補いきれない4和音の部分とかもあるのでその時はその中のどの3つをやったら1番いいのかを考えながらアレンジしていました。

要するに音の作成とリズムの作成とコーラスの子達が歌う言葉は何がいいのかを決めてそれらを組み合わせてアレンジしていました。

楽譜を読めない子には耳で覚えてもらった

メンバーはそれぞれ音楽経験がある人ばかりだったんですか?

メンバー4人中3人はピアノ経験者で、1人はまったくの未経験者でした。

ピアノ経験者の場合は、全員という訳ではないと思いますけど、大体の人は、楽譜を見ただけでメロディーが分かるんじゃないかと思います。

未経験の子は、歌が上手だったので誘いました。楽譜は1から読む方法を教えました。

基本的な音階から教え込んで自分で楽譜に書かせたりして、無理やり教え込みました。

私は保育士課程で保育士の勉強をしていたので、音楽の授業の仕方を学んでいました。その時の教科書を参考に、リズムの取り方やテストなどもやっていました。

簡単な楽譜は読めるようになったんですけど、分からない所はどうしても分からないので、その時は言葉や音で説明してそれを覚えてもらうようにしていました。

鍵盤ハーモニカで音を合わせつつ、まず出来る子が楽譜を読めない子のパートも覚えて、「こういう感じでハモるんだよ」と実際にハモる所を見せて耳で覚えてもらいました。

後は、パソコンで楽譜を入力するとその音が出るソフトがあります。

それを利用してパートごとのデータを作って、実際に合わせたらどんな風になるのかを聞いてもらって覚えてもらったりしていました。

全員違うメロディーを担当するので、他の人の音につられてしまう事もありました。

そういう子に対しては、1人ずつ加わっていって、つられないように自分の音を確認しながら練習していったりして、少しずつ地道にやっていきました。

メインボーカルに向いている子と向いていない子がいまして、例えば歌が好きで歌いたいけど目立ちたくないという子もいるので、そういう子はメインボーカルを拒否するんです。

あと、メインボーカルは歌詞を歌うので歌詞を間違えてはいけないという事も考えないといけません。

コーラスの3人に声量が負ける訳にはいかないので、そういったプレッシャーがメインボーカルにのしかかってくると思います。

アカペラバンドのコーラスは、その時の歌によりますけど、「ラ」だったり「ファ」だったり「ト」だったり色々あります。

基本的にはその曲調に合わせてやっていく形になります。

目標は「ハモネプ」に出る事、ライブ活動も練習の一環

結成されたアカペラバンドには何か目標があったんですか?

当時テレビ行なわれていたアカペラバンドのイベントで「ハモネプ」というものがありまして、それの本大会に出る事が1番の目標でした。

実際に応募したんですけど、予選で落ちました。

私達は福岡でやっていたので福岡で予選があったんですけど、その時は20組以上いたと思います。それが全国で行なわれるので、×47都道府県分いたと思います。

その中で本大会に出場出来るのは20組ぐらいですので、かなりの難関ですね。かなりレベルは高くなります。

路上で歌った事はありましたけど、あまり聞いてもらえたような感じではありませんでした。

別にお金は求めてはいなかったのでお金を入れるような空き缶とかボックスは置いていませんでした。

度胸試しというか、他の人に自分達の歌をどれぐらい聞かせる事が出来るのかを試してみたり、友人を呼んでどんな風に聞こえるのか意見を言ってもらって参考にしたりとかしていました。

時々通りがかりのおじちゃん、おばちゃんが歓声を上げてくれる事もありましたので、気がついたらライブ活動になっていたなんて事もありました。

いつも練習している場所でやっていましたので、歌うのが当たり前という感覚がありました。ですから特に緊張はしてなかったですね。

アカペラバンドは楽譜作りが大変だけど歌うのは楽しい

アカペラバンドの楽しい所、大変な所を教えて下さい。

皆で集まって歌って、ハモリがきれいに出来た時が1番楽しかったです。

音がそれほど大きくないので周囲に迷惑をかけずに済む事と、専用の練習場所を確保する必要がなかった事は楽でした。

でも私達の場合、全員が同じ大学ではなかったので外で会うしかなくて、夏の暑い日と冬の寒い日は凄くきつかったなという思い出があります。

後は自分自身の体調管理を含めてメンテナンスする必要がありまして、特に声の調子は常に整えておかないといけなかったのは大変でした。

それと、楽譜作りが凄く大変でした。

基本は和音で考えつつ、メンバー1人1人が出せる音域でなくなったら意味がないので、全員の音域に合わせて考えて作る必要がありまして、本当に難しいと思いました。

アカペラバンドをやってみたいとお考えの方へのアドバイスをお願いします。

最初にメンバーを集める必要があるんですけど、もしメンバーが集まったなら専用の楽譜がインターネットでも販売されていますので、そういったものから始めていくといいと思います。

それから自分達なりにアレンジを加えていって、オリジナルの楽譜にしていったり、もちろんオリジナルの曲を作っていくのもいいと思います。

後は、低い音域が出せるメンバーがいた方が曲に厚みが出るので、男性メンバーも必須だと思います。

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