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イギリスのギャラガー兄弟率いるロックバンド0asisが大好き

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UKバンドの代表Oasis、そんなOasisにのめり込んだ方に、その魅力を語っていただきました。ジャンルは違えど音楽好きの方、彼らの音楽を知らない方も彼らの魅力に取り付かれるかもしれません。

Oasisはどんなグループですか。

一言でいうと、ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーという兄弟が作ったバンドと言ってしまうのが早いのかもしれないです。

ブリットポップという一時代を築き上げてきたバンドです。

元々弟が始めていたバンドをお兄ちゃんがライブで見て、「お前らカッコ悪い。俺がカッコよくしてやるから俺を入れろ」と言って、お兄ちゃんが曲を書き始め、弟がそれを歌い始めました。

彼らはイギリスのマンチェスターという町の出身なんですけど、その当時マンチャスターというのは、イギリスの中でも人気のあるバンドを輩出していた時期でした。

当時、隆盛を誇っていたレコードレーベルの社長さんがそのライブを見て、即マッチ箱の裏に契約をしたという伝説が残っているほど、マイナーな時代からすごく良い音を出していたグループでした。

しかし、その兄弟というのはものすごく仲が悪くて、何度もケンカをして、それでバンドを解散するなどの騒動を起こしてきたんです。

それで、やっぱりメンバーが離れていったり、お兄ちゃんが一方的にクビにしたというのもあるんですけど、メンバーが入れ替わり立ち替わりでした。

その状態で何年間かきて、ようやく2010年くらいにバンドの仲が完成度の高い形になったんです。

お兄ちゃんも弟もそれぞれ結婚をして幸せな生活を築き始めて、これでOasisも安泰かなとなっていた直後に、やはり残念ながら兄弟ゲンカをしてしまいまして、結局解散してしまったバンドです。

今も兄弟それぞれ、お兄ちゃんはソロで弟はOasisのメンバーを引き連れて別のバンドをやってはいるんですけど、復活はなかなか難しそうな感じです。

態度のデカさが魅力?!

ファン歴は何年くらいなんですか。

聴き始めたのは20歳くらいなんです。年齢を言ってしまうと今35歳なので、15年くらいです。

当時お付き合いをしていた人がOasisを紹介してくれて、それでのめり込んでしまいました。

一言で言ってしまいますと、エラそうなところが魅力かな。すごいんです。

デビュー当時は、一般的なイギリスのサッカー好きの若者という感じの外見だったんです。

性格もものすごく態度が大きいというか、「俺らはナンバー1なんだぞ」というのを全身で表しているような、とにかく傲慢にも映るような感じでした。

でも、そういう人が歌うからなのか、そういう曲を聴くとすごく自分自身が強くなれるというか、本当に王道なイギリスのロックだなという感じの音を響かせてるんです。

歌とかで言うとお兄ちゃんが主にメロディーを書いているんですけど、すごくキャッチーな本当に耳に残るような音です。

ギターはエリック・クラプトンに比べたら全然下手くそなんですけど、そのラフなかき鳴らし方がすごくカッコ良いんです。

弟の歌声というのもロックミュージシャンという感じの声を出す人なので、それがすごくピタッとハマっているのが魅力なバンドです。

お兄ちゃんも弟も両方好きです。

甲乙つけ難いというのか、お兄ちゃんが曲を書いているからお兄ちゃんこそがOasisだという人もいるんですが、やっぱり弟の声がなかったらそこまで歌が飛躍しないと思います。

弟は弟で発信力がすごいなと思うので、やっぱり「好きなメンバーは?」と聞かれたらその兄弟を言ってしまいます。

ライブは日本国内だけでも5回行きました

コンサートには行ったことはありますか。

20歳にファンになってからは、来る度に行っていたので、日本国内だけで5回は行ったかな。

会ったことはさすがにないですが、ライブだと絶対最前列に、スタンディングのライブだったら最前列に頑張って行くぞみたいな勢いで見ていました。

単独のライブじゃなくて夏フェスなんかで日本に来た時には、最前列で見ていました。

ちょうど私はOasisの歴史の中で最後のアルバムになった時に、イギリスに滞在していたんです。

そこで、そのアルバムのイギリスツアーの1つに行っていて、ウェンブリー・アリーナというサッカースタジアムの横にある大きなホールで行われたライブに行きました。

あと、Oasisの国内の大きなライブでは最後になった地元のマンチェスターのヒートンパークというところで行われた施設みたいな形式のライブに行きました。

Oasisが目をかけているというかOasisがカッコイイと紹介しているような若手がいくつか集まって、そのヘッドライナーでOasisが歌うというような大きなライブです。

「あぁ、良かったなぁ」って言っている間に、その翌月か翌々月に解散してしまったんです。

1番好きな曲は「ロックンロール・スター」

難しいと思うんですけど、1番好きな曲は何ですか。

1枚目のアルバムに入っているロックンロール・スターという曲なんですけど、それかなぁ。

1曲目に入っている曲なんですけど、まさに「今夜俺はロックンロール・スターだ」と歌っている曲なんです。

Oasisってよくインタビューで「何でバンドを始めたのか」と聞かれると、「カッコイイ奴らがいなかったからなんだよ」と答えるんです。

「だったら俺たちがやってやろうじゃないか」ってバンドを始めたって言うんです。そういう魂が全部集約されている曲だなと思って、これが1番好きかなと思います。

泣ける曲はありますか。

聞かれるのが1番難しかったんですけど、2枚目のアルバムに入っているドント・ルック・バック・イン・アンガーという曲があります。

これはOasisのライブとは全然関係がないんですけど、あるイギリスの野外フェスに行ったことがあったんです。

そこで、バンドが出てくるステージの合間、幕間というかそんな時間に、大きなモニターで色んな曲を流しているんですが、この曲が流れたんです。

そしたら、本人たちがいるわけじゃないのに、次のバンドを待っているお客さんから大合唱が起こったというんです。

本当に愛されているんだなぁと思って、それだけで泣けてきてしまって、そういう思い出のある曲なので、この曲が1番泣けるなぁというふうに思います。

お薦めの元気が出る曲はありますか。

たくさんあって、ロックンロール・スターもそうですし、リヴ・フォーエヴァーという曲ですとか、スーパーソニックでシングルカットされた曲がほとんどなんですが。

やっぱりアップテンポというのか、とにかくOasisの態度のデカさがガーンと表れている曲、「俺たちはここにいるぞ」みたいな曲ですね。

すごくお腹の底からジーンときて、やるぞ! という気持ちになれます。元気が出る曲はたくさんありすぎて、なかなか挙げられないです。

癒される曲はありますか。

リアム・ギャラガーはあんまり曲を書いてこなかったんですけど、5枚目くらいからか書くようになって、アルバムの中に1曲か2曲くらい収録されるようになってきたんです。

彼ってすごくビートルズのジョン・レノンに憧れていて、自分の息子にレノンという名前を与えてしまうくらい好きなんです。

そんな彼の曲はジョン・レノンをすごく意識して書いているところがあって、その外見や性格とは裏腹にすごく優しい曲を書くんです。

すごくメロディーがキレイで、ウルウルとするようなメロディーです。

いつもだったらロックンロールスターというような声で歌いあげるんですけど、そんな優しい声も出るんだみたいな声で歌ったりもしているので、彼の書いた曲にはすごく癒されます。

例えば、レット・ゼア・ビー・ラヴという曲があります。

それこそジョン・レノンも息子にあてて歌ったとかあるんですけど、彼もそういうような歌を書いたりして、その優しさに癒されるというか、そんな曲が多いです。

他にお薦めしたい曲があったら教えてください。

Oasisのアルバムの中では4枚目に出たスタンディング・オン・ショルダー・オブ・ジャイアンツというアルバムがあります。

1枚目2枚目のアルバムの出来があまりにも良すぎて、3枚目くらいからOasisの曲はただのノイズだと言われ始めて、4枚目が出た頃には完全にノエルの才能は終わったと酷評されてしまうようなアルバムなんです。

けど、私はけっこう好きで、どの曲がというよりはこのアルバムの全体を通しての流れとかも好きで、曲というよりもこのアルバムがけっこうお薦めです。

すごく過渡期にある曲というのか、1枚目2枚目を勢いで書き上げた後、成熟した時期に書き上げられた曲という感じがして、この後からのアルバムの音も変わってくるんです。

自分の人生と重なるOasisの歌詞

好きなプロモーションビデオってありますか。

ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルースというアルバムの中に収録されているシングルカットされた曲なんですけど、ライラという曲のプロモーションビデオがすごく好きなんです。

それまでリアムが歌ってノエルが弾くというプロモーションビデオが多かったんですけど、この曲ってすごく幻想的なんです。

現実の世界から夢の世界へ迷い込んだライラという女の子が夢の世界で色々あって、やっぱり現実に戻ってくるというようなプロモーションビデオの流れなんです。

出てくるモデルの女の人も世界観もすごくキレイで好きで、このプロモーションビデオを良いなというふうに思って、時々You Tubeなんかでも見ています。

好きなCDジャケットはありますか。

CDはアルバム全部とシングルを含めると15枚くらい持っていますが、初めて買った、モーニング・グローリーという2枚目のアルバムです。

ロンドンのSOHOにある、あるストリートで撮った写真なんですけど、これはおそらくOasisファンにとっては聖地というか観光名所です。何の変哲もない通りなんですけどね。

印象に残っているフレーズはありますか。

モーニング・グローリーというアルバムの中のドント・ルック・バック・イン・アンガーの曲の中に「お前の人生ロックンロールバンドにゆだねないでくれ」という歌詞があるんです。

英語だと「please don’t put your life in the hands of a Rock n Roll band」と書いてあります。

私、実はそのイギリスに行ったのってワーキングホリデーだったんですけど、Oasisがすごく好きで、イギリスのUKバンドが大好きになって、それが理由の1つだったんです。

まさにロックンロールバンドに人生ゆだねてしまったんです。

ゆだねたことが正解か不正解かまだ答えは出ていないんですけど、そういう事もあって、すごくこの歌詞って印象的でした。

どんな時に曲を聴きますか。

けっこうあらゆる時に聴いています。

運動する時もそうですし、ちょっと気分が落ち込んでいる時とかガンガンかけながら家事をしたりとか、ドライブの時ももちろん聴きますし、そう考えると気分が下降気味になっている時なんですかね。

髪型とかファッションとかはどう思いますか。

オシャレになったなと思います。昔は本当にサッカーというかフットボールファンなんだなぁという格好をしていて、髪型もすごく適当でした。

自分たちはすごくオシャレだと思っていたらしいんですけど、今ではリアム・ギャラガーがファッションのレーベルを立ち上げたりとかしているくらいオシャレになったんだなぁと思います。

でもやっぱり、ミュージシャンというのはイギリスの若い子たちの憧れでもありますよね。

その当時の若者のファッションを反映しているというのか、やっぱりみんな真似してきたりするので、彼らにとっては昔からオシャレだったんだろうなと思います。

ブリットポップを知るにはジョン・ハリスの「ザラストパーティー」を読もう

DVDやグッズ、書籍などでお薦めはありますか。

DVDやグッズは持っていないです。書籍は、イギリスで買った本なんですけど、ジョン・ハリスという人が書いているザラストパーティーという本があります。

Oasisだけを描いているんではなくて、当時のブリットポップのブラーだとか同世代で活躍したバンドたちとイギリスの社会だとか政治だとかの繋がりみたいなのを紹介していくような本です。

地位を築いた彼らとその社会背景と政治との繋がりみたいなものを詳しく分析しています。

これはドキュメンタリーフィルムにもなっていて、タイトルがリヴ・フォーエヴァーというまさにOasisの曲のタイトルと同じなんです。

英語で書かれている本なんですけど、ドキュメンタリーフィルムに集約されていて見れば1冊まるまる分かってしまうので、そちらを見てもらうのも面白いかなと思います。

解散してしまいましたが、これからもファンでいようと思いますか。

そうですね。良い曲は残っていくと思います。再結成されたらどうなのかなと思ってしまうんですけど、難しいところなんですけど、ずっとファンでいたいですね。

割とこの当時の80年代・90年代のブリットポップの人たちというのは態度が大きいというのか、要は彼らが労働者階級からのし上がってきた人物という事なんです。

階級社会がなくなったとはいえ、やっぱりイギリスって根強くそういうのが残っているんですよね。

ホワイトカラーとブルーカラーの家庭がそういう風になってしまっていると、どうしても俺らは上に行けないんだという閉塞感みたいなのが若い子たちの間にすごくあるんです。

スターになるためにはロックンロールスターかフットボール選手になるしかないというような中から、のし上がってきた彼らなので、そういう態度もうなずけるなと思うんです。

発言を聞いていると「何て奴らなんだ」と思うんですけど、ただの嫌なヤツらなんじゃないんですよね。

とにかく自分の力を信じてのし上がってきたという人間たちで、そういう魂が本当に曲に出ているので、そういうところに注目して聴いてもらうとすごくパワーになりますよと言いたいです。

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