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税理士 安川里誉

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大阪で税理士の仕事をされている安川さんへインタビュー

母のひと言で気軽に応募した会計事務所に採用

税理士の安川里誉さん

──自己紹介をお願いします。

大阪で税理士をしている安川里誉(やすかわ さよ)です。

──この仕事に就いたきっかけは何ですか。

急きょ大学進学をしないと決めて(笑)

その時に母親が、会計事務所とか弁護士事務所とか、そういう固い仕事に就いてほしいなとチラッと言ったので、その意向をちょっと汲んでみようかなという軽い気持ちで会計事務所に履歴書を送って、採用が決まったというのが最初のきっかけです。

まったく簿記も知らないまま、何の仕事をするかも知らないまま履歴書を送って採用が決まったっていう(笑)

働きながら税理士の資格を取りました。税理士試験は5科目合格しないといけないのですが、最後の5科目めが受かったのが32歳です。

士業は一生勉強だ!

──主な仕事内容について教えてください。

まず領収書のチェックからして、仕訳をおこしてパソコンに入力して、毎月の試算表を作ります。

決算の時期が来たら決算申告書を作って税務署に提出するという、税金の計算までを行います。

また得意先に行って月々お話しをして、その中から今後できる対策を一緒に考えたりというところが、主な仕事内容です。

自分が力を入れているのは、今から法人を起ち上げたい、個人で事業を開始したいという方向けの仕事です。

もちろん老舗であってもどんどんやっていきますけど、自分もまだやったばかりだし、初心を忘れたくないというか、やろうと思った時の気持ちを自分でもいつまでも同じ感じで持続させたいと思うんです。

同じような気持ちで、上手く影響を受けながら、一緒に頑張っていきたいなという気持ちがあるので、そういう人をメインにやりたいと思っています。

──仕事をする上で必要な技術や心構えはありますか。

技術は特にないですけど、税法がちょくちょく変わるので、その知識に遅れがないようにします。

そして、士業は一生勉強だ!という心構えはあります。

出産後も1ヶ月で復帰、子連れ出勤で働いていました

──今まで何か所で働いていたんですか。

最初のところは正社員で行っていたのですが、結婚したので、結婚して子供がまだとなると正社員では雇ってくれなくて、派遣とかで行ったりして、4ヶ所ですかね。

──お子さんが生まれていつから復帰したのですか。

産後1ヶ月経ってすぐ復帰しました。私が部屋に1人という感じだったので、連れてきていいと言ってくださったので一緒に連れて行って、そこで仕事をしていました。

下の子を妊娠した時につわりがひどくて仕事を辞めて、そこからは勉強に専念しようというので、ずっと仕事は置いておいて、ほぼフルで資格を取るために勉強していました。

そして資格が取れてから、実務経験が3年以上あったら登録して開業できるということだったので、そのまま開業しました。

──すごく早いですよね。

そうですね。気軽に入った割に。

難しい経理のことを分かりやすく伝えることを心がけています

──仕事の中で気を付けていることはありますか。

経理をそもそも全く分からないとか、苦手という方が多かったりするので、そういう人にできるだけ分かりやすく伝えるということです。

専門用語で説明してしまうとそれだけで拒否反応が出る人が多いので、それをどう噛み砕いて伝えるか、です。

もちろん苦手なままでいてもらっても仕事として任せてくれたらいいんですけど、ある程度自分のやっている仕事について分かっていないと、というのもあるので、できるだけ噛み砕いて理解してもらえるよう、言葉に気を付けています。

初心に戻る感じで、自分が最初に勤めた時に、どう言われたら分かりやすかったかなということを考えます。

──働いている中で良かったことは?

いろんな人に出会えるということですね。いろんな業種の方がいて、いろんな年齢からキャラから、本当に色々な人がいます。

仕事の交流会に行ったりとかでまたいろんな人に出会って、本当に何の縁もゆかりもないのに人にここまでしてくれるんだというのを実感したりしたら、やはりそれって働いているからこそ、そういうご縁があったんだなと思います。

これからも、もちろんいろんな人に会えるんだなと思ったら、自分で仕事をするっていいことだなと思います。

税理士には尽くすタイプが向いている?

──この仕事が向いている人、向いていない人はどんな人ですか。

数字が苦手という人は向いていないと思います。数字が得意だったり、人のために何かしてあげたいという人は向いていると思います。

経理だけじゃなく、1つの得意先に対してあれをやってあげよう、これをやってあげようと思ったら、どこまででも色々考えてできる仕事なので、そういうのが好きな人にはすごく向いていると思います。

──そういうのが好きなんですか。

好きですね(笑)尽くすタイプなんです(笑)

──お客さんに言われて嬉しかった言葉は?

人づてに「しっかりやってくれてるよ、と言っていたよ」と聞いたり、日常的な税務に関する事だけじゃなく色々話をしてくれるとかが嬉しいです。

最近カスタマーボイスをお願いしたのですが、女性らしさの表れかなとか、細かくよく見てくれていると書いてくださって、そう思ってくださっていたんだなとすごく嬉しかったです。

脱線で、容姿と年齢で私に決めたと言ってくれていたのも嬉しかったです(笑)

お金という、一番人にとって大きい面で、全部信頼してもらって任せてくれているというのは、すごいことだなと思います。

お願いしますと言ってくださるのもすごく嬉しいし、単純ですけど「先生」と言われるだけでも嬉しいなと思います。

それで自分が考え付くことを相手にしてあげて、誰かの役に立てるというのは誇りだと思うし、ずっとやりたい仕事だと思います。

自分の知識で人を助けられるという誇り

──18歳からやっている人って結構いるんですか。

いると思います。資格が取れたということは、その資格で頑張れということなんだろうなと思って、無駄にしないようにやりたいと思います。

勉強していた時に専門学校の先生が、その人も税理士で仕事をしながら空き時間に教えに来ているという形でされていて、ものすごくしんどいけど講師の仕事を辞めないのは、自分はこれから税理士になる人達に言いたいことがあるからだと言うんです。

税理士は当番制で確定申告の時期などに窓口に行って、書類を持ってきてくれる人の対応をするというのがあるんです。その時その先生が行った時に、どうやって生活をしているんだろうというぐらい、ものすごくしんどそうなご夫婦がいたそうです。

2人とも障害があって、申告しないといけないけど、そこに自分たちがいていいのかどうかも分からない、何をどうしたらいいかも分からない、持ってきた書類が合ってるかどうかも分からないという、本当に「どうしよう」という感じで来られていたそうです。

そこで見てあげたそうですが、もっと早くに相談に来てくれていたら、いくらでもできることはあったのに、と、すごくそれが悲しかったと言っていました。

これから税理士になってお金儲けがしたいというのが一番だと思うけど、もちろん儲かって儲かって仕方がない会社からは、仕事だから沢山取ってもらっていいと思う、と。

でもそういう弱者がいるということだけは忘れないで、そういう人達のためには自分の利益と関係なく、自分の知識で助けてあげられるというのを忘れないで、そういう税理士になって欲しいとおっしゃっていました。

それを伝えたくて講師の仕事を辞めないんだとおっしゃっていたのが、私の中に残っています。

もちろん仕事として成り立たせるためにお金は大事だけど、困っている人がいて、自分の知識で助けてあげられるんだったらそうしたいと思います。

それができる立場にあるというのは、自分にとって誇りだし、活かしていきたいなという気持ちがあります。

初心を忘れず努力すれば大きな喜びが待っています

──このインタビューを見ている方にメッセージをお願いします。

税理士の仕事に限らず、資格を取るために色々切り捨てながら、自分のやりたいことや遊びたい気持ちも置いておいて、まずは資格を取ろうとすごく時間も気持ちもかけて頑張って、それで受かった時の喜びはすごく大きいものです。

努力したら報われるんだと思ったので、やりたいことがあったり、こうしたいという気持ちがあるのなら、それ相応の努力をすれば絶対に実現できると思います。

一時期遊びたい気持ちとか、気持ちがぶれることもあったりすると思うけど、初心を忘れずに、やりたいことを見失わずに、それに向けて思い切り努力をすれば、努力した時の苦しさ以上の喜びが絶対返ってきます。

だからそれを忘れないで頑張って欲しいです。

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