みんなのインタビュー注目の記事

合気道暦12年の男性に聞いた初心者向けアドバイス

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

12年以上に渡って合気道を続けてきている男性に合気道の魅力、これから合気道を始めようと思っている方は何を準備すれば良いのか?どこの合気道教室に通えばいいのか?学ぶうえで気をつけるべきことなどを話していただきました。

合気道の魅力

合気道を始めてどのくらいですか。

今年で12年目になります。元々魚釣りやテニスをやっていましたが、合気道をやっていくうちにこれだけに集中したくて、ずーっとやって12年目になりました。

その当時やっていた仕事で全然結果が出せず自信が持てなかったので、「何かひとつやって自分に自信をつけたいな」と思った時に、中学校の時から何か武道をやるなら合気道と考えていたこともありやってみることにしたんです。

ちょうど友達が大学で合気道をやっていたので、その人の行っている道場に見学に行って始めました。

合気道の魅力はしっかり汗をかけることと、右も左も同じ動きをするのでバランスの良い体づくりができることです。プールと合気道はその点で似ていますね。得手不得手はありますけど。

ほかには礼儀・挨拶の仕方が学べるのと、職業・年齢・性別関係なくそこで知り合いが増えることですね。最初は難しくて簡単ではないですけれど、楽しいです。

相手と自分の力のバランスの取り方や気の遣い方、気配りができるようになっていくところも魅力です。

実際に体つきとかだいぶ変わりましたか?筋肉が増えたとかウエストが細くなったとか、バランス感覚が良くなったとか感じる時とかありますか?

やり始めはおしりが筋肉痛になりますね。全身運動なので、大量に汗をかいて代謝も良くなります。

ただよっぽど太っている人だったら締まる事はあるかもしれませんけど、基本的にはそんなにダイエット効果もないし、体型がスリムになる事はないです。

人によって体質が違うので個人差がありますけどね。

合気道は動く座禅

合気道を楽しめるようになるまでどのぐらいかかりましたか?

最初から楽しいと思いましたよ。はまる人は見学行って体験をやってみて、「やりたい」と思ったら楽しくなるんです。

逆にやればやるほど自問自答してくるようになって、多少の苦しみが出ますね。「全然倒せない」「崩せない」「極めれない」など、難しい差を痛感してくるので。

ボクの中では「合気道は動く坐禅」だと思っているので、楽しいのは一番最初の頃、三級までかな。それ以上になってくると難しくなってきます。

楽しいと思える人はどんどん突き抜けて楽しめるんですけどね。

続く人は続いて20年も30年もやっている人もいます。でもほとんど2、3年か5、6年じゃないかな。人それぞれで道場にもよりますが、初段になると辞めていく人がほとんどです。

多分ひと区切りついてしまうんでしょうね。自分でほっとするというか、安心するんです。「ここまでやったからいいかな」って。本当は初段取ってからがスタートなんですけどね。

初段の後も、技表見て、審査を受けて上がっていくのであれば四段までありますしね。

女性や子供でも合気道を学ぶことは可能なんですか?危なくはないですか?

全然可能です。誰でもできますし、危なくないですね。ちゃんと指導者や先生のいうことを聞いて、守ってやっていればまず怪我することはないです。

ただ、大人でも言われたことを守ってやるのは難しいんですよ。

子供が学ぶならうちの道場では小学校4年生から大丈夫ですね。

もちろん小学校低学年や幼稚園から受け付けているところもありますけど、言われたことを理解してやるためには小学校4年生からがおすすめかなと。

ただ、空手だったらそれこそ正月の海で、本当に小さい、どう見ても幼稚園児みたいな子たちが突きをしていたりしますけど、あれはあれで良いんです。

要は本人がそれで楽しいと思えるのであれば全然OKなんですよ。合気道が合う子もいれば、空手がいい子もいるので。

合気道が空手など他の武道と違うのは自分から攻撃しない事ですよね。よく見学のお父さんお母さんもその点を言われます。

突きはしますけど、習うのはそちらよりもそれをされたらどうするか、してきたことに対して、どう自分が動くかになってくるので。

また、誰でもできそうなイメージを持たれているので、そういう部分では入りやすいのかな。

元気な子よりもおとなしい内気な子が来ることが多いのも傾向ですね。

合気道は護身術で使える?

合気道を護身術的なかたちで学ぶ方も多いイメージがあるのですが。

多いですけど、「護身術としては使えません」と僕は最初に言います。

やっていくとどれだけそれが難しいかわかります。そんな簡単には押さえられないし、体が動かないんですよ。

それよりも、例えば事故に遭ったり災害に遭った時に、冷静に対応できる強さをこちらは説明しています。1回や2回護身術教室に行ったところで、そんなのできませんからはっきり言って。

ただ無意味ではなくて、0が1にはなりますね。それを経験して何か感じるかもしれないし、「難しいんだ」ということを知ってもらえたらいいのかなと。

本当に護身術としての効果を求めるのであれば、ずっと続けないといけないですね。一生続けないと。

でもそんなことやっていたら身がもちません。怪我のオンパレードになったりします。それをできるようになったところで、何か人生にとって得られるものは・・・。これも0ではないけど、というところですね。

最初のきっかけは護身術としてでも良いんです。やっていくうちに今僕が言っていることが理解していただけると思います。

もちろん護身術教室を打ち出してやっているところもあるので、それはそれでそこの先生なり指導者の経験に基づいての事なので全然良いんです。

ただかなり難しいと。できるようになるにはよっぽど本気でやらないと。内気な子がポンと来ていきなり強くなる事はまずないですね。

合気道を続けていくうちには相当強くなるというか、そういう時は来ますか?

さっき言ったように、怖さを知ったり、「自分にはなかなか難しいんだな」と知ることで、夜遅く出歩いたり危険なところへ行ったらダメだと分かり、何かあったら逃げないといけないのだと覚えます。それがある意味最強の護身術なんです。

人として真面目になる感じですね。

武道を学ぶのは、昔の漫画やテレビではものすごい厳しいイメージがありますが、怒鳴りつけられて厳しいのではなく、後ろ受け身を20回とかやってきついわけですよ。

ひょっとすると100回するかもしれませんし、でも言われたことをやっていかなければならない厳しさはあります。

今よくいわれている体罰などはないですね。何か100回やったら体罰、という人もいるかもしれませんけどね。

ただ、うちはそれでトラブルになったことはないです。まず基本的にはないですよ。

テレビのああいうのは極端だし、あれは体罰というより愛情がないでしょう。だからああやってビデオ撮られたりして公開される。見た感じだと蹴っ飛ばしたりしていましたからね。

厳しくしたり、優しくしたりするのはどちらでもいいんですよ。両方必要だから。

そこに愛情がなければいけないんです。愛情がなかったらただの暴力だし、愛情がなかったら優しいと言ったってそれは無視かもしれないから。

合気道を学ぶなら見学、体験をして自分に合ったところを

合気道にはたくさん種類、流派があったりすると思うんですけど、おすすめの場所はありますか?逆におすすめじゃない場所もあれば教えて下さい。

これは自身で見学に行くことですね。体験して、そこの先生・指導者に会って話を聞く。

あとは道場でやっている人の人数や、どんな人がいるのか、雰囲気を自分で見に行って感じることで、自分に合うところにお願いするのが一番ですね。

もし近くにあっちこっちとあるんであれば、全部行って見てくる。それで合うところを探す。見つけたらずっとそこでやり続けることですね。

中には道場を移る人もいますけどね。それはまず自身のためにならない。

例えば野球のピッチャーがストレートという基本を学ばずに、カーブやフォークを全部一度にしようとしたところで基本がないから覚えられないし、混乱するだけです。

同じ道場でも指導者によって指導の仕方が違うわけですよ。だから1つ入ったらもうそこ。合った先生にずっとついて行くのが一番理想なんです。

あとは女性の生徒さんで、女性の先生がいいと言われる方もいるかもしれませんが、先生ではないですけれど女性の指導者はいます。

そこの道場の先生から預かっているとか、お手伝いをしている女性ですね。うちでも実際います。

でも、スポーツクラブではないので性別などにこだわる事はないですね。

合気道を始める前の準備

合気道を始めるにあたり何が必要ですか?

道場によって違うかもしれませんけど、最初だったらジャージでいいです。動きやすい格好。最初から道着といわれるところもあるかもしれませんけど。

もちろん買ってもらってもいいんですよ。道着を最初から買ってやるのはそういう気持ちがあるのが伝わりますし、自分がやりたいから買ってやるのであればそれで問題ないですけど。

月謝や、最初の入会費用についても道場によって違うんですけど、月謝が4、5千円のところもあれば、2、3千円のところも聞いたことがあります。9千円なんてところもあるようです。
地域によって違うので、そのへんは行くところに聞いてもらうと。

ほかには入会金ですね。それも道場によって8千円、1万円するところもあるので確認していただくことと、あとは段を目指すのであれば、昇級や昇段の審査料がかかります。

審査料は大きく分けると合気会系と養神館とがあります。ほかにもありますけど、そこの規定の審査料があるんですね。

特別すごい費用が掛かるわけでもありませんし、習いごとでは手軽じゃないですかね。ほかの武道、たとえば剣道や弓道は防具でちょっとお金がかかりますけど、合気道はお金がかからない習いごとですね。

1回の稽古にどれぐらいの時間を使うのか。月に大体何回ぐらい通うのかという、参考程度に教えてもらえますか?

1回の稽古はまず1時間ですね。1日に連続で枠があれば2時間もありえます。また週1回が普通ですが、道場教室の状況で週2回できたりします。別料金がかかるかもしれませんけどね。

時間帯は基本的には夜ですね。そのへんも行くところに問い合わせしてもらって、昼間やっているところもあるかもしれませんし、さっき言われた女性部っていう女性だけの教室もあるかもしれません。

合気道上達のコツ

未経験者の方が合気道を学ぶのにおすすめのサイトとか、本とか、これすごくわかりやすいですよとかそういうのはあったりしますか?

ないですね。というよりも見ないほうがいいです。特に本は見ないほうがいい。

知識があとでやっていくうちに邪魔になってくるので、本当にその道場に行って先生から教えられたことを忠実に守っていくことが大事です。

体で覚えて初めて技の名前も頭に入ってくるので、予備知識を入れて「これはこうですよね」と言ってしまうと自分が入るし、先生や指導者に対して失礼になります。武道の精神からいったら無作法なんです。それはやめた方がいいですね。

合気道が上手になるためのコツとか何かあれば教えていただけますか?

私自身、12年続けたことで堂々と自信を持てるようになりました。というか自信を持てたから堂々としていられるんですね。

そのためにはとにかくやり続けることですね。何年もやり続けること。毎週通うこと。なるべく休まないこと。ちゃんと指導者・先生の言うことを素直に聞くこと。自分を出さないこと。

さっき言ったことと一緒になってきますけども、師匠は三年探せという言葉があるぐらいで、最初は時間をかけてもいいから、本当に自分に合うところを探すことです。

もうひとつはちゃんと通えるところですね。自分の時間を空けて行けるのかと。これに尽きますね。あとは自分を出さない。我を出さない。全て自分に向けるということです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサードリンク
スポンサードリンク

人気記事

合気道暦12年の男性に聞いた初心者向けアドバイス

12年以上に渡って合気道を続けてきている男性に合気道の魅力、これから合気道を始めようと思っている方は何を準備すれば良いの...

フィットネスクラブのトレーニング方法についてインタビュー

ダイエットを考えた時に、パッと思いつくのがフィットネスクラブではないでしょうか。今回は実際に現場でインストラクターを行っ...

加圧トレーニングで運動不足を解消!

運動不足を解消して適度な筋力をつけるのに最適な加圧トレーニング。7ヵ月以上ジムに通われている方に話を聴きました。どんな効...

殺陣と居合いを習い礼儀作法を叩き込まれました

時代劇などでよく見る武器や素手で戦う演技を殺陣といいます。生徒さんは演劇をしている若手の方が多く、教室では木刀の素振りや...

卓球を始めるための初心者向けアドバイス

中学時代に卓球部だった男性に卓球を始めたきっかけや卓球の魅力を語っていただきました。卓球を始めるために必要な準備やかかる...

スポーツカテゴリ 最新記事

ID907

殺陣と居合いを習い礼儀作法を叩き込まれました

時代劇などでよく見る武器や素手で戦う演技を殺陣といいます。生徒さんは演劇をしている若手の方が多く、教室では木刀の素振り…
ID1084

国内・海外のおすすめダイビングスポットは

夏になると海に潜ってお魚たちと戯れたい気分になりますよね。そこで今回は、ダイビング歴10年の方にダイビングについて詳しい…
ID825

ダイエットにもおすすめのスポーツ?!ボルダリング

ボルダリングというスポーツはご存知でしょうか。マイナーなイメージが強いですが写真を見れば、わかる方も多いのではないでし…
ID936

沖縄の石垣島と西表島へキャンプに行きました

大自然の中で色々な体験もできる観光地と言えば、沖縄県が挙げられるのではないでしょうか。そこで今回は、沖縄県にキャンプへ…
ID780

スキューバダイビングを体験!初心者が気を付ける事を聞きました

スキューバダイビングは体験だけなら水着さえあれば、あとは全部用意してもらえます。もっと楽しみたくなったらライセンスを取…


Fatal error: Call to undefined function my_func_mokuji() in /home/minna-qa/all-interview.jp/public_html/wp-content/themes/allinterview_wk/footer-single.php on line 51