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部活で始めたクラシックギターが今でも趣味のひとつ

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部活がきっかけでクラシックギターを始めた女性の体験談です。選んだのは一番人気のプライムギターではなく、一番小さいアルトチェンバロギター。演奏には爪ではなく縫い針を使うそうです。知らなかったクラシックギターの世界がちょっぴり身近に感じられる話です。

クラシックギターを始めるきっかけは何でしたか。

やり始めたのは高校に入ってからなので、16歳からです。それまではギターの経験は全くありませんでした。

その高校の目玉の部活がクラシックギター部で、公立高校だったのですが、76人ぐらい部員がいました。そこに入部してやっていました。大学も高校のOB・OGサークルがあったのでそこでやっていて、今もやっています。

私立だったら少ない方かも知れないんですけど、公立高校で部活も特に強制じゃないにも関わらず70人以上人数がいるというのはすごく魅力的でした。

新入生歓迎会みたいなところで演奏してくれたのがカッコいいと思って始めました。

仮入部の期間が2週間ぐらいありましたが、私はクラシックギターをやる気になっていたので、そこに毎日行ってました。

仮入部の時から音階とか押さえ方の練習とか、ギターの種類もたくさんあるので、いろんな楽器を触らせてもらって、どれがやりたいかとかやっていましたね。

入部すると、ギターを自分で購入しなきゃいけないので大変でしたね。

クラシックギターというのは、一般的にはプライムギターという中間のサイズのギターなんです。

その他にもアルトギターという少し小さめのサイズのものと、それよりもっと小さいウクレレサイズのアルトチェンバロギターというのがあります。

あとプライムギターより一回り大きいバスギター、そしてコントラバスギターと言って横で持てる最大の大きさのギターと、ギタロンというチェロみたいな感じで立てて弾くギターがあるんです。

まずパートを選んで、楽器の大きさや種類によって値段もまちまちなんですが、私が選んだのは一番小さいアルトチェンバロギターで、それは音がチェンバロみたいな感じで響くんです。

弦も普通はナイロン弦とかでできているんですが鉄弦でできていて、指輪に針を通して針で弾くんです。そのため結構繊細で、22万ぐらいしたと思います。

親が半分は出してくれて、あとは借金という感じで返済をしましたね。

一般的なプライムギターというのが一番買いやすい価格で、15万以下でありますし、中古だったら10万いかないものもあります。

必ずしも希望した種類に行けるとは限らないです。比較的人数が要る種類のギターと、そんなに要らない種類のギターがあるんです。

例えば主旋律を担当したりハモりを担当するアルトギター、アルトギターも1stと2ndに分かれてるんですけど、そういうのはやっぱりメロディーなので人数はいた方がいいんです。

あとプライムギターもそこそこ人数がいた方が良くて、逆に低音は多過ぎるとダメです。

アルトチェンバロは音が一番響いてキラキラして高いので、人数が多過ぎるとダメなんです。大体の目安は70人に対して4人だけなんです。

だからそこは選抜で、希望する人も少なかったので問題はなかったんですが、均等に振り分けるというよりはバランスですね。

一番人気はやはりプライムギターですね。やっぱりみんなカッコよくジャカジャカしたいというのがあるみたいです。

私の場合、手がすごく小さかったので、まず大きなギターは手が届かなくてできないんです。なので必然的に、手の柔らかさとしなやかさにもかかってきます。

私の高校は、入部したら全員コンクールに出られましたけど、私立とかの厳しいところは1年はダメという感じみたいです。

コンクールでは私の場合は関西の方だったので、関西でクラシックギター部があるところも少ないんですけど、私が行く5年前ぐらいは最優秀を取ってました。

でも三重の松坂商業というところが強くなってきて、私が在籍していた時はいつも2位でした。

弦を張る時は向きに注意!逆にすると切れてしまう

どのぐらいの期間で曲が弾けるようになりますか。

4月に入って、コンクールに出るので4ヶ月位練習して、1曲コンクールの曲が弾ける感じですかね。

ギター用に作ってある曲を結構ソロで弾く人は多いんですけど、合奏だと多分そういうのは静かな感じなので、70何人でやるんだったらオーケストラ体制のものを選んでやる感じですね。

ベートーベンとかシューベルトとか、そういうものをギターアレンジにしてコンクールとかでも弾いていました。

楽譜は編曲次第なので、普通にオーケストラが演奏しているようなバイオリンとかの楽譜を、クラシックギター用に変えてあるものもたくさん出ています。

アルトチェンバロギターはキラキラした感じなので、バイオリンとかよりはオーケストラで言えばピッコロとかフルートとか、そういった音をやることが多いです。だからそういう編成になっているものもあります。

音域は結構高いところまで、3オクターブちょっと出ます。

弦は消耗品です。演奏会の前には必ず替えなければいけないです。

ナイロン弦だったら大丈夫ですけど、鉄弦だと手の脂とかで段々錆びてくるので、しっかり手入れしないと本当に錆びてしまって切れてしまいます。

チェンバロギターは本体が高くて、弦自体は安いです。6本セットで900円なんですけど、替える回数は多いです。

手入れは、シリコンクロスというクロスがあるので、それで本体を拭くのと、あとクリーナーもちゃんとあります。弦がどうしても汚れるので、錆び止めを塗ったりします。

あとはギターにはサウンドホールという穴が開いていますが、その中にもゴミが溜まるので、3ヶ月に1回ぐらいは弦を全部取って、サウンドホールの中を拭きます。

弦を張るのは難しいです。向きがあるので、逆にしちゃったりするとチューニングする時に必ず切れてしまいます。最初は5本ぐらい無駄にしましたね。

弦は1本でばら売りもしています。ナイロン弦はいくらか分からないですけど、多分1弦とか細いものだったら、アルトチェンバロの場合は100円ちょっとだと思います。

主旋律はアルトギター、コードを覚えるのが大変なプライムギター

コードはたくさん覚えないといけないですか。

パートによって違って、例えばアルトギターというのは主に主旋律を担当するので、メロディーなので1個押さえて鳴らせばいいので、単音が多いんです。

プライムギターみたいにジャンジャンやるものは、コードも覚えなければいけないです。

バスギターとか低い音のものはベース音なので単音だったりという具合で、ギターによってまちまちで、多分コードを覚えるという面ではプライムギターが一番大変なんじゃないでしょうか。

私のやっていたアルトチェンバロギターという小さいものは、キラキラした音を連続して鳴らす感じで、コードというより右手の弾くスピードが求められる感じです。

ギターの音階は、例えば5弦の3フレットはドと決められていて、そこから上がったり下がったりしていく感じになるんですけど、法則があるわけじゃないしバラバラです。

例えばドのシャープがありますが、ドのフラットというのは普通のシなので、黒鍵ではないですよね。そうすると幅も違ってくるので、かなり覚えるのが大変です。

音階はとにかく覚えて、基礎練習でいっぱいやらないといけない感じです。

プライムギターもコードは全部単音でできているので、例えばドミソを押さえてドミソの位置が分からなかったらコードもできないんです。

例えばアルトギターとかアルトチェンバロギターとかバスギターは、5弦の3フレットがドというのは統一なんですけど、プライムの場合は5弦の3フレットが確かソか何かなので、そこもプライムは結構他のパートより覚えることが多いです。

チューニングは個々にやって、パートごとに合わせて、次に全体で合わせるという感じです。機械で414Hzとか412Hzとかベースの音があるんですけど、それに沿って合わせていきます。

合奏だったらパートごとに音を出してと言われて、誰かがずれているね、誰かが高いねというのをやります。

その後アルトギターだけとかプライムギターだけとかやってから、今度は低音だけとか、どんどん幅が広がっていって、最後は全員で鳴らすという感じです。

練習方法は、例えばバスギターとかベース音だと、音が割れちゃうとビーンとなっちゃうので、しっかり握力で押さえる練習とか、長く延ばす練習とかがありました。

私の小さいギターは、延ばすためのことをやると鉄弦なので弦が切れてしまいます。だから比較的右手を早く動かす練習をします。

1本の指じゃなく4本を使って弾くので、各指がバラバラの動きをするので、そこを覚えるというのが大変でした。

また、プライムだったらジャカジャカすることが多いので、ストロークの練習とか、ラスゲアードという奏法があるんですけど、それも練習したりします。

チェンバロの場合は基本的には単音とコードも出てくるのでどっちも練習するという感じで、上っていくのと下がっていくのと音階と、あとはコードを押さえて音が割れないようにどこまで延ばせるかという練習をしていました。

そして後で合同で合わせるという感じです。

弦を弾くのは、アルトギターとか、チェンバロ以外のものはほとんど指なんですけど、爪も触れるという感じです。

爪だけで弾いてはいけないんです。指で弾きつつ、最後爪をちょっとひっかけて音を出すという感じなんです。

爪が短いとかなり柔らかい音になっちゃうので、あまり良くないです。特にジャカジャカやっていると削れやすいので、爪は伸ばしておいた方がいいです。

例えばマニキュアとかは、爪が弱くなっちゃうので、クラシックギターやってる人は絶対ダメです。

アルトチェンバロは針を付けて弾くんです。だからあまり爪が長すぎると、針の長さよりも長くなってしまうので、あまり良くないんです。

消耗品ではないですが、針も金属なので錆びます。錆びると弦に触れる時に音が汚くなってギコギコ音がするんです。だからそれも気になりだしたら替える感じです。

でも本当に縫い針でいいんです。縫い針を買って、革みたいな指輪を自分で縫って作って、そこに刺す感じなので、お裁縫ですね。手作りなんです。

クラシックギターの魅力は、ギターによっていろんな音が出せるところと、ピアノと違って音が全部違って、弾き方によっても違う、そこのハーモニーが楽しめるところです。

難しいのは、どの楽器もそうだと思うんですけど、クラシックギターをやったことがない人の方が多いので、とにかく練習が要ります。

上達しないとソロとかも任せてもらえないので、練習量がないときついというところですね。

歌手の方が持っているような普通のアコースティックギターよりはもっと繊細な音が出て、音も柔らかくなります。

みんなで弾くというのも楽しいですので、1人でやってもいいですが、合奏のサークルとか全国探せばあるので、始めたらそういうところに参加するのもいいと思います。

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