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未経験でも年収500万円!JRの軌道整備士で6年働きました

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電車の線路の修理や交換をする軌道整備士のお仕事についてインタビューしました。仕事が忙しければ月々のお給料もアップしますが、骨折などの怪我や事故の危険も…体力・やる気・根性さえあれば何とかなるということですが、実際どんな仕事なのでしょうか?

やる気と根性のガテン系

軌道整備士というのはどういう仕事ですか。

JRとか私鉄とかの線路を直したり、線路の交換や枕木の交換をしたりする職業です。

たまたま知り合いが軌道整備士の会社にいたので、なりたいと思ってなったわけではなかったです。僕が20歳の頃に入って、20代から60代ぐらいの方までいました。

知り合いの紹介でしたけど、面接は一応ありました。一般的な、以前は何をしていたのかとか、資格は持っているのか、体力はあるかといったことです。

仕事の内容は、線路の交換、枕木の交換、あとは線路を溶接したり分離器の交換をしたりとかですね。

電車が何本も通るので、摩擦で線路がすり減っちゃうんです。そのすり減った度合いを見て、ここは交換時だなというふうに上の方が決めて、そこを交換するという感じです。

どれぐらい持つかは、電車が通る本数も違いますので、そこの線路によってまちまちですね。カーブのところはとても減りやすくて、よく交換になります。

体力とやる気と根性があれば、何とかできる仕事だと思います。1年もかからないくらいで仕事はほとんど覚えられると思います。

上を目指すなら何年もかかると思いますけど、それなりにだったら1年ぐらいで慣れると思います。

レールって1メートル100キロするんです。とても重たいもので、交換する器具にしてもすべてが重いものなんです。だから常に体力は必要ですね。

5人がかりくらいで持つんですが、中にはちょっとサボって、真ん中の人は力を入れないでやる人がいますね。

線路の交換となると50人体制ぐらいで、みんな力を合わせます。チームワークが良くないとできないような仕事です。

色んな会社から来るので、メンバーは毎回違います。ここはどうするんだといった話し合いも結構必要ですね。

忙しくなるとどんな仕事もそうだと思いますけど、険悪なムードになって喧嘩になったりする時もあります。

時間が決められている仕事で、終電から始発までの間しかできないんです。だから本当に始発が迫ってくる時間帯になるとみんなソワソワして、その時間帯になると喧嘩が起きやすくなります。

疲れ切ってて電車も来ちゃうぞみたいな時に喧嘩になりやすいです。

見習いでも月60万稼げるが遊ぶ暇はない

忙しい時期はあるんですか。

軌道の仕事は12月が締めじゃなくて4月が締めらしいんです。なので1月から4月ぐらいが一番忙しい時期だと思います。

昼の部、夜の部といって、昼夜、昼夜、昼夜と働かないといけないんですけど、遊ぶ暇がないというのがありますね。家には寝に帰るだけなので、酔っ払いの方とかが電車待ちとかしていると、羨ましく思ったりします。

昼が9時から5時ぐらいまでで、夜が11時から4時ぐらいまでなので、寝る時間はあると言えばあります。でも、夜帰ってきて朝2時間ぐらいしかないところで寝ろと言われてもなかなか寝られないというのはありましたね。

会社の寮も付いているので、寮に入ることもできます。

仕事をする上では資格などは何もいらないんですけど、玉かけぐらいは必要かなと思います。クレーンのフックをかける人っていますよね。そのかける人は資格がいるんです。それが玉かけといいます。

なかったらなくてもいいんですけど、何か資格があればいいなというのであれば、その玉かけぐらいです。

その資格だけでは給料は上がらないと思いますけど、仕事をしていく上で資格は結構あるので、それを取れば給料は結構上がると思います。

見習いで昼夜、昼夜とずっと働くと月30日ある中で40日働けるので、上手くすると60日働く人もいますけど、昼1日夜1日なので、見習いでも頑張れば月に60万はいくと思います。

忙しくて仕事があればの話ですけど、仕事を入れてくれってどんどん言うような人だと、かなり収入はいいです。ない時はとことんない場合もあります。年収だと4~500万ぐらいだと思います。

軌道整備士になってよかったこと、イマイチと思うことはありますか?

月々の給料がいいところです。仕事が暇な時もありますけど、忙しいと給料がドーンといい時もあるので、お金をもらった時にやってて良かったなという時はあります。

暇な時を見計らってドバっと使います。だからお金は貯まらないです(笑)

淡々とした仕事で、そんなに楽しいということもないです。でもあまり見られない、僕もやって初めて知った職業だったので、こういう仕事があるんだということを知ることができたのは良かったです。

イマイチなのは、遊ぶ暇と寝る時間がないことです。給料はいいのでそれで補っている感じです。

力さえあれば何とかなる仕事なので、お金が欲しい人だったらお薦めだと思います。体はプロレスラー並になると思います。ほとんどの方がボディビルダーみたいな感じです。

骨折や指をつぶす事故もある

服装は制服があるんですか。

会社によって色は違うんですけど、紺だったり緑だったりなるべく暗い色の服です。

昔は電車が走ってる状態での仕事だったらしいんですけど、今は電車が全てストップしてからの仕事なので、明るくても暗くても電車は走ってこないので、安全面では大丈夫です。

ヘルメットもみんなかぶっています。先の方が鉄でできていて、指先を守れるようになっている靴をみんな履いています。

重い物なので、指が滑ってしまったり手に力が入らなくて落としちゃったとかそういうのがあるので、足や指を潰したりする人は結構いました。

安全靴は鉄なのでそれなりに守ってくれるんですけど、足の先の部分にしか付いてないので、手前の方に落ちてしまうとボキッといっちゃいます。

そういう骨折とか指を潰すという事故は結構あります。ちょっと休めば、指が1本2本なくても何とかできる仕事だと思います。実際、指が曲がらない人は見たことがあります。

本当にまれにですけど電車が走ることがあるので、そういう時は電車に注意して、電車が来た時は片手を上げて注視しなさいという決まりがあるので、その決まりを守って仕事をします。

列車見張り員という方がいるので、その人の合図に従って電車を注視しろという決まりがあります。両サイド2人と間に1人で3人体制です。

昔は電車にはねられて死んだ人も結構いたみたいです。見張り員がボーッとしていたら、はねられてしまうかも知れないです(笑)

電車の時刻表は1度は見ておいた方がいいと思います。終電と始発の時間くらいは頭に叩き込んでおいた方がいいです。みんな腕時計をしてます。

向いているのは、軌道整備士の仕事が好きで体力と根性と気合がある人です。それさえあれば何とかなると思います。

体力のない人は向いていないと思います。いじめられる対象になってしまいます。物で小突かれたり、仕事ができないなという感じで文句を言われたり、直接的に言われます。

ちょっと大変ですけど、お金が欲しい人にはお薦めです。寝ないでも我慢できる方であれば、是非やってみてほしいと思います。

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