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沖縄西表島のトレッキングツアーのおすすめポイントをガイドさんへインタビュー

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大自然の西表島で、トレッキングしてみたい!そんな方にピッタリな情報について、現地のガイドさんにインタビューしました。持ち物は何が必要?ガイドなしでも行ける?どんなコースがあるの?などなど、トレッキング初心者にもわかりやすくお話しいただきました。

ブーツは貸出し、虫よけが必要

トレッキングは体力に自信のない人でも参加できますか。
 
トレッキングには色々なコースがあります。体力や年齢に合わせたコースが様々ありますから、そういうところを選んでいただいたらいいと思います。

ある程度林野庁とか観光庁が整備をしているようなところは、体力のない方々でも十分行けますし、ガイドがいなくても分かりやすく表示がありますので大丈夫です。

けど、ほとんどのところは自然放置のところばかりなんです。そういうところは足元も大変不安定ですし、崖を登ったり降りたり、小さな川ですけど水が流れているところを横断したり、足元がしっかりしていないところを歩きます。

そういうところを選ばれますと、ある程度の体力も必要です。

足元が悪いとか危険なところがある場合もありますので、基本は幼児は不可です。小学生以上にしてくださいというところが結構多いです。

どうしても5歳とか4歳とかそういう方と一緒に親子で行きたいという方々は、別途貸し切りツアーというコースがあります。家族だけでゆっくりペースで、周りに迷惑をかけないようにするために貸し切りで参加するケースが多いです。

距離的には、トレッキングですから基本ずっと歩くんですけど、午前中2時間から2時間半歩くという風になりますと大体6キロから7キロぐらい、今度はそれと同じだけ違うコースを降りてくるということになるので、大体十数キロを1日で歩きます。

歩くのでブーツが必要なんですけど、普段トレッキングされている方も運動靴程度しかお持ちではないです。参加する時は普通の恰好で参加していただけます。

沢を歩いたり濡れたところを良く歩きますので、ブーツなどは業者の方が貸し出していて、ツアー料金に含まれています。

普通のブーツではなくて、底がフェルト状になっていて滑りにくい素材を使っているブーツがありますので、それを使ってもらいます。

両手はふさいだらいけないので、ナップザックを用意していただいて、両手は空いている状態にしてもらいます。急な坂道を上る時に木の枝をぐいぐい持ちながら上がったりもしますので、軍手なども用意していただくといいと思います。

飲み物は付いているツアーと付いていないツアーと半々なので、脱水症状になるケースもありますのでご自分である程度確認していただいて、別途飲み物を用意していただきます。

飲み物が付いていないところは、自動販売機のところにも連れて行ってもらえますので、そこで用意したらいいと思います。

港で集合したりホテルから出発したり、大きなところですと自分のところに置いていることもあります。車でトレッキングコースの入り口まで移動しますのでその道中で買い物をしたりということもありますから、自販機はあります。

人によって個人差がありますが、500ミリリットルでは足りないと思います。普通私たちが皆さんにお貸しするジャグなどは、1リットルぐらい入るやつを貸し出します。全部飲む方はさほどいなくても、大体1リットルのジャグをお持ちするようにしています。

一番個人で持ってきてもらいたいのが虫よけです。ジャングルの中ですので、時には蚊が異常に発生しているケースがあります。虫よけは必ず持って行くか塗っていくことが必要です。

最近はみなさんカメラをお持ちですが、雨が降ったり川で転んだりしますから、防水カメラならいいですが、濡れないように防水の袋などを用意していただきたいです。

長袖長ズボンにサングラス!トイレはありません

出発前に何か注意していることはありますか。

必ずコースの説明と、危険生物、どういうところにこういうものがいるとか、むやみに確かめずに木を持つなとか、崖を降りる時は格好つけて手を地面に付けずに降りる人もいるんですけど、必ず四つん這いで登って降りる、そういう注意事項のレクチャーはします。

観光地だということもあって、結構ホテルからスリッパと短パンで出てきて参加される方が多いんです。

トレッキングコースでも有名なご自分で行けるコースもあるんですけど、ハイヒールで来るとか、いわゆる滝を見に行くコースということでトレッキングというイメージを持たずに、日光の滝を見に行くような気持ちで行かれる方がたまにいます。

いくら整備した場所でもアップダウンがありますので、そういう方々が足をくじいたりします。装備というよりも気持ちの上で、コースとかそういったものをちょっと安易にお考えの方が結構います。

比較的安全なコースでも、道幅が50センチぐらいしかなくて右側は崖になっているとか、そういうところもあります。

中には途中から恐怖にかられて歩幅が10センチ程度にしかならないお客さんもいて、ガイドが両手を持って同じように10センチずつ歩くというようなこともあるので、やはり本格的なトレッキングなんだという気持ちで参加していただきたいです。

夏でもできれば長袖長ズボンで、肌の露出を抑えていただきたいです。暑ければ脱げばいいので、一番いいのは半袖でもいいのでレインジャケットなどそういったものと、あとは当然帽子ですね。

できればサングラスも持ってきたらいいかも知れません。

前の人が歩いた枝が跳ね返りで顔や腕に当たったり、自分で枝に引っかけたりということもあるので、枝や葉っぱや虫から身を守るために、そういう恰好が一番ですね。

忘れたものがあっても、ショップはないです。ホテルを出た瞬間からトレッキングは始まっていると考えていただいた方がいいです。

ホテルなどで参加すればホテルのショップなどがあるでしょうけど、基本的には石垣から船に乗って西表の港について、そこから車に乗ってトレッキングコースに行ってしまいますので、ほとんど買い物はできないんです。

ただあまりにもその恰好はまずいという場合、ツアー会社によっては今までのお客さんの忘れ物でお貸しするとかはあります。

強制的にブーツに履きかえてもらうとか、簡単なトレッキングコースでも長靴を用意していますので長靴を貸してくれたりとか、そういうことはたまにあります。

そういうところなので、当然基本的にトイレはないんです。簡易トイレとか携帯トイレとかは持って行かないですね。もうそのままです。

どうするかというと、皆さんも経験あるかも分かりませんけど、海の中でおしっこしたりとか、川や池や滝で遊ぶことが結構多いですから、そこを使います。

あとは男性も女性も仕方ないですのでガイドさんと相談して繁みに連れて行ってもらうとか、そういうことになります。

ただそうすると女性の方々はトイレが心配で水分を取らなくなっちゃうんです。そうすると今度は熱中症で脱水症状に陥ってしまいますので、適当な水分補給はしてもらわないといけません。

ガイドも慣れていますから、出発前に2度3度トイレトイレと言います。必ずみなさんトイレに行きます。出発前にちゃんと行っておけば、特に問題はありません。

6時間7時間のことで、汗でだいぶ出ますから、それほどトイレに行きたくなるということは少ないんですけど、お腹が痛くなるとかいうことはどうしようもないので、ガイドの言うとおり、行くチャンスがある時には必ず行くというように指導はしています。

ハブやヒル対策はガイドに従って

ハブやヒルに出くわすことなどはありますか。

雨が上がった直後とかになるとヒルが大変出ておりますので、そういう場合は5人10人歩いていたら中には1人がヒルにやられていることがあります。

ただ、やられても気付かないんです。休憩地に行った時にガイドと話していて、ガイドが足首を見て「ヒルだよ」と言うぐらいで、ほとんど気付かないです。そういうことがあるという程度に頭に入れておけばいいと思います。

ハブに関しては、ガイドが先頭で歩いていますから、先頭が踏まない限りは問題なくて、ハブの方が逃げますからそれほど危険性はありません。

またこちらのハブはサキシマハブといいまして、沖縄本島のハブとは違うハブで、毒性が緩いんです。

だからハブに5回かまれたとかいう人も村人にはいまして、血清を打たなくても死ぬことはないです。ただし相当の激痛と、腕が3倍ぐらいに腫れあがるということはあります。

ハブやヒルと同じで、山道を登る時に木の幹に手をかけてぐっと上るんですけど、ちょうど見えない反対側にガの幼虫でヤマンギというすごい毒のある毛虫がいて、そういったものに出くわすことがたまにあります。

なので、ガイドの話を聞きながらガイドと同じようなところを歩くことが重要だと思います。ガイドの習性で、先頭に歩いて何かを見つけようとずっとそればかり考えながら歩いていますから、結構見つけます。

カメムシの葉っぱの裏に集合しているやつとか、様々なトカゲとか蜘蛛とかアリとか、そういったものを絶えず見るし、また経験上どの辺にいるというのもつかんでいます。

ハブも日中はなかなか出てこないですけど、雨上がりとかに出てきている場合がありますので、ガイドも経験で色々注意しながら、探しながら歩いています。

それより怪我をされる方の方が多いですね。

ハブにしろ何にしろ、応急処置の最低限の救急箱は持って行っていまして、特にハブとかの毒物の場合の吸引する注射器みたいなものは装備しています。

ガイドたちもそういうレクチャーは受けていますので、実際経験者がどれほどいるかは分からないですけど、一応そういう対処の準備はしています。

ヒルの対処は、西表のガイドは煙草を吸う人が多いんですよ(笑)煙草を吸わない人もライターを持っていまして、そこにピッと当てるんです。火をつけると離れます。一番いいのは煙草の火をチョンと当てるのがいいんです。

引っ張るとそこに残って化膿することがありますから、引っ張らないで火を使うことが多いです。

雨上がりは特に気を付けないといけないです。私なんかヒヤヒヤしながら歩いています(笑)

ガイドの言うことはよく聞いて!

ガイドを付けずに個人で行く時の注意点は?

基本的にはガイドと行かないと道が分からない、進入路すら分からないような状態です。毎年迷子になったり、地元の人でも西表に来て半年や1年の人が自分で登山して夕方に助けを求めたりということが結構あるんです。

数年に1回は行方不明になって見つからないということもあるので、まず注意点としては絶対に1人で行かないことです。

崖から落ちたとか足をくじいたとか、何かに刺されたとか噛まれたという不測の事態の場合に、連絡要員としてペアを組んでパートナーがいた方がいいです。

西表島というのは大きな島で道路は海岸線しかないんです。中に入っちゃうと人工物がないので、携帯電話がつながりません。森に入って5分ほどたつと携帯は不通になりますので、連絡のしようもないですから、むやみに1人では入らないことです。

もう1つ、山の中にはいろんな実が生っていますが、やたらに実を食べたりものを取ったりしないことです。

南の島なんかに行くとパッションフルーツという林檎を小さくしたような実がありますが、それにそっくりなオキナワキョウチクトウという実があって、至る所に生っているんですけど、実はこれは猛毒があります。

最初は緑色で、地面に落ちたりすると赤くなります。綺麗なものは、写真に撮るとか見るだけにした方がいいということですね。

基本的に西表島のほとんどは自然保護地域になってますので、枝1本折ることもできない地域です。だから珍しいものがあっても取らないということも心がけていただきたいです。

全てにおいて言えるのは、ガイドの言うことを聞くということです。好き勝手する方が一番困りますので、ガイドの話をよく聞いていただきたいです。

それから何かちょっと起きた場合、すぐにガイドに相談してほしいです。

日本人はついついすぐに言わずに我慢するということがありますが、それが後々皆さんに迷惑をかけることがありますので、何事においてもガイドにすぐ報告、相談をするということもマナーだと思います。

マリウド・カンピレの滝、絶景が望めるユツン3段の滝

トレッキングコースはどんなものがあるんですか。

代表的なものは2種類あります。1つは一般の個人で行ける安心なツアーで、西表のガイドブックを見ると必ず出ている、マリウド、カンピレという2つの滝をトレッキングしてもらうコースです。

浦内川という川があるんですけど、その川に遊覧船がありまして、その遊覧船で25分ほど上流の船着き場に着いたら、そこから大体1時間おきに滝があります。

その滝から戻ってきて、また遊覧船で戻ってくるというコースで、これは道が1本道ではっきりしていますので、弁当と水筒を持って個人で行かれたらいいと思います。

ただし先ほど言ったようにハイヒールとかそういう恰好で行くと足をくじいたりしますから、スニーカーなどで参加してください。

もう1つ、今度は本格的なトレッキングコースですけど、ユツンという川がありまして、3段の滝といって滝が3段になっています。山の中腹よりまだ上ぐらいに滝があるんですけど、そこに到着すると東シナ海が見下ろせます。

日本の普通の山と違ってジャングルの中を歩くのですが、ジャングルというのは様々な木が争って光を奪おうとしてますので、歩いていてもずっと木のトンネルなんです。

だから高台から景色を見ることができる場所がほとんどなくて、車の道も海岸線にしか走っていませんから、高台から東シナ海を見ることができないんです。

唯一この滝まで行きますと、滝の周りは木がありませんから、そこに到着してそういう景色を見ると、今までの疲れが全部吹き飛びます。

それは素晴らしい景色が広がってますので、代表的なところとしてはユツンの3段の滝を目指した1日コースのトレッキングコースは、非常に達成感のあるところです。

健康な人向けですね。ハアハアいいます。ガイドが50メートルおきに休憩を取ってくれたりとかいうところなので、健康な方でしたら別に問題なく、小学校高学年ぐらいからなら大丈夫です。

マリウド、カンピレの滝のコースは遊覧船代だけですので、往復で1800円です。あとは看板も付いていますから、自分で歩いて行ってもらいます。

ユツンの3段の滝のコースは大体1万円という価格帯が多いです。15社ぐらいこのコースを扱っていますが、大体その値段になっています。

西表は想像以上にジャングル

トレッキングの魅力は何ですか。

西表の場合は、日本でここだけの、ジャングルを歩くという体験です。想像以上にジャングルだと分かっていただけます。

もう1つは目的地に到着したときの達成感と、美しい景色、絶景、これがトレッキングの魅力です。

それからマングローブの森の中やジャングルの生き物など、そこだけでしか見ることの出来ない動植物があります。

西表には日本一というものがいっぱいありまして、例えば日本一大きな30~40センチのキシノウエトカゲというトカゲがいます。それから日本一大きな蛇がいます。サキシマスジオという、優しい蛇ですけど3メートルの蛇です。

それから世界最大のモダマという豆の木があります。ジャックと豆の木のモデルになった種類の豆の木ですけど、西表に群生しているところがあります。

ツルの太さが50センチから1メートル、豆自体の鞘の長さが1メートルから1メートル50センチ、そういったものが木の上からぶら下がっています。

またマングローブの中には日本一大きいシジミがいて、大きさが大人の握りこぶしぐらいあります。

これでほんの一部です。実際入っていただいたら、県道から入って1分から2分で景色が変わります。もうジャングルだ、とそこから歓声が沸き上がるようなところです。

そういった様々なものに遭遇できるところも西表のトレッキングの魅力の一つだと思います。

気軽に行けるコースや本格的コースが、体力や経験に合わせて色々ありますし、西表島のジャングルの中は日本で一番、種類も数もたくさんの生命が宿っているところです。

トレッキングは1年中楽しめるアクティビティです。近くまで来られるのでしたら、せっかくですので是非とも参加して非日常を体験していただきたいです。

よくリピーターさんがいらっしゃいますが、こちらに来てアウトドアをして帰ると、また元気がよみがえるといいます。

ストレス発散にもなりますし、パワースポット的な意味合いも含めて、素晴らしいエネルギーが吸収できるところだと思うので、是非ともそういうところを体験していただきたいと思います。

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