みんなのインタビュー注目の記事

ブラジルが大好きでサンパウロに移住しました

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ブラジルが好きすぎてとうとうサンパウロに移住してしまった日本人男性にインタビュー!陽気なアミーゴの国ブラジルの美味しい食べ物やおおらかな国民性など、現地の魅力を余すところなく語っていただきました。海外移住に興味のある方は要チェックです!

ブラジルのサンパウロに住むようになった理由を教えてください。

学生時代にバックパッカーでいろんなところを旅して、最後に辿り着いたのがブラジルでした。

ブラジルというのは歴史を見ても日本人移民が多い国で、当時12,3年前、ガリンペイロという、金を探し続ける移民がいたんです。

その人は日本人だったんですけど、その人の目の輝きに惚れて、ブラジルってこういう国なんだというのを徐々に知りました。

日本で大学を卒業したんですけど、どうしてもブラジルで仕事をしたいという夢がずっとあって、2009年から住み始めました。

ブラジルのいいところは、数え上げればきりがないです。悪いところと紙一重ですけど、大らかなところですね。

偏見が少ない国民なので、割と自分がやりたいことを周りの目を気にせずにできるというのはいいところです。みんなが受け入れてくれる国民性がすごく良くて、そこを気に入って私は移住しました。

陽気で明るくて、アミーゴの国とよく言われますけど、みなさんがイメージしてるブラジル人そのままなところがいいところですね。

不便なところもあります。すべてにおいて効率が悪いんです。

例えば地下鉄を例にあげると、時刻表がなくていつ来るか分からないです。前の地下鉄が止まっていたら次のも止まり、動いたら動くという、日本では考えられないようなことがあります。

予定通りという言葉がない国です。約束の時間に遅れて来るのは当たり前なことで、例えば誕生日会があるとすると、昼の1時からと案内するんですけど、始まるのは3時とか、早く行く方がおかしいという感じです。

ブラジル時間というか、本当にゆっくり、ゆったりしてるんです。それに自分が振り回されるとイライラします。

労働に関しては、外資系というか、海外の会社とつきあいのある会社の人たちだとかなりちゃんとしています。

だけどやっぱり日本と比べてどうしてもゆっくりゆったりしています。それに対してこちらの人はあまりイライラしないです。体に染みついているようです。

相手が遅れてもこちらが勝手にプンプン怒っているだけになります。でも、だいぶ慣れました。

ダウンタウンは雑多な街

景色や街並みは日本とどう違いますか。

うちの周りのことを言いますと、ダウンタウンに住んでいて決して治安のいい場所ではありませんけど、周りには商店街、バールや薬局、スーパー、調理師の専門学校もあったりして、統一感のないいろんな職種が集まっています。

うちのちょうど目の前ですけど、道端でプリンや果物を売っている労働者がいたり、浮浪者の方もいますし、本当にいろんな人がいる街です。

ゴミが多いし、臭いがすごく臭いです。その辺がゴミ箱という感じでゴミを捨てます。

サンパウロ市役所の職員が、おそらく臨時の職員ですけど、毎日掃除はしてくれますね。ブラジルはゴミ収集が夜なので、昼間はゴミが溜まっていきます。

あと車もすごく多くて、排気ガスも多いです。それが日本と違います。

一般的な人が食べに行くのは、バールという軽食屋です。必ず付いてくるのがお米とフェジョンという豆の煮込み、あと肉を焼いたものだったり煮込んだものです。大体月曜から金曜まで日替わりのメニューがあります。

こちらの人は、例えばあばらの肉だったり、お尻の肉だったり、背中の肉だったり、肉を部位で食べます。

お肉で有名な国なので、みなさんどこの部位が美味しいとか安いとかよく分かっているので、部位ごとに人気があったりなかったりします。

お薦めなのはコステーラといって、あばらの煮込みです。ブラジル人はみんな好きです。

あとは日本でもブラジル料理屋さんが増えていると思いますけど、シュラスコといってブラジル風焼き肉というか、串に刺してピザを焼くような釜の中でグルグル回しながら焼くものがあります。

それをギャルソンがテーブルで、ナイフで切り落してサーブしてくれるんですけど、それは特別な人が来られたり誕生日とかのパーティの時にみんなで行って食べたりします。

シュラスコだと大体どこも食べ放題なんですが、安いところで1000円ぐらいです。高いところだとどこまでも高くなります。

公共病院は医療費タダ、でも毎日長蛇の列

買い物や病院などは、どこに行きますか。

地元の方が行くところは、昔の日本をイメージしてほしいんですけど、例えば金物だったら金物屋さん、豆腐だったら豆腐屋さんという感じで、物によってお店が分かれている感じが多いです。

簡単なものは商店街で買ったりします。日本でいうホームセンターみたいなものは普及していなくて、専門の店で買うことが多いです。

若い人には今、ショッピングセンター、日本でいうデパートが出来上がっていて、そこで週末は買い物をしたり、フードコートが一番上の階にあるので、そこで食事をするのが流行っています。

ブラジルって健康保険の種類によって行ける病院が決まってくるんです。だからいい保険に入っていれば、いい治療を受けられるんです。病院のレベルもピンからキリまであります。

基本的にブラジルの公共の病院、州立とか市立とか国の病院は治療費が無料なんです。ですからお金の無い人はみんなそこに行きます。

ただ受け入れはされますが毎日すごい長蛇の列で、救急車も順番待ちができているぐらいです。それは一番ランクの低い病院です。

いい病院は24時間常に受け入れてくれるし、すごく丁寧な仕事だし、内科、外科、産婦人科など全部あります。

あと保険の話でいうと、ブラジル人は歯に対する美意識が強くて、歯医者専用の保険があります。会社単位で入れば5千円ぐらいで入れます。お金さえ出せば病院はかなりあります。

公共施設は消防署、警察署、市役所など、日本にあるようなものは大体あります。

ただ、そういう公共施設の第三者機関というのが多くて、結婚証明書を取るところとか仕事を斡旋してくれる場所というのが沢山あるんですけど、出先機関がやたらと多いんです。

同じ地域に何か所もそういった出先機関があったりして、使う側からしたら便利ですけど、予算の無駄遣いじゃないかなという気がします。

ブラジルでもオレオレ詐欺が流行?!

治安はどうですか。

南米ということもあり治安を心配する方もいらっしゃるかもしれませんが、時間と場所を選んで生活すれば、何も被害に遭うことはありません。

やはり街灯がないところを夜1人で歩くと危ないですし、日本企業がこっちに進出してきているので、日本人の被害が多いです。

例えばタクシーに乗っていて拳銃を突きつけられてお金を取られたり、空港で荷物を見ていない間に取られるという犯罪は結構あります。

あとは今10代の若い人の犯罪が増えています。逆に10代の少年少女が巻きこまれる事件も悪化していて、治安は悪くなっているようです。

日本人移住者と出張ベースで来る人は見た目も違うし、警戒の仕方が違います。あと、こちらでも今「オレオレ詐欺」が流行ってきています。

ただ、基本的な人柄は皆さんがイメージするように本当に陽気で、誰でも友達のように受け入れてくれます。

バールとかで飲んでいても必ず話しかけられて、最後は一緒に飲んでいます。おそらくお金もあまりないその辺のおっちゃんも、ビールをおごってくれたりします。

ただずっと住んでいるとそれだけじゃないんだなというのは思います。第一印象はすごくいいですけど、込み入った話とか仕事とか、付き合っていくうちにやっぱり人間なんだなと思えてきます。

陽気なブラジル人だけじゃなくて、日本人労働者以上に真面目で細かいことにこだわる人もいます。

また住んでいる地区でも人柄は大きく変わると思います。私が住んでいるのはダウンタウンなので、みんな助け合ったり常に声を掛け合ったり、結構和気あいあいとした場所だと思います。

ブラジル人はフェスタが大好き、遊びにはお金をかけない

休日はショッピングとか、あとは散歩を楽しんでたまにカフェに入ってコーヒーを飲んだり、そういうお金のかからない遊び方が多いと思います。

お金のある人は映画に行ったりビーチでビールを飲んだりします。子供を連れて行くなら動物園もありますし、ショッピングのフードコートで色々なものを食べたり、ビーチに行く人もいます。

子供の誕生日とか、ブラジルの子供の日など、ちょっとした時に集まってフェスタというお祭りのようなパーティをすることがこっちの人は多いです。

難しく考えずにちょっとしたレストランでみんな集まってフェスタをしましょうというような、みんなが集まるのがすごく好きで、ちょっとしたレストランで食事会をするというのが楽しみだと思います。

デートも同じようにショッピングセンターを歩いたり散歩したりします。

一番いいのはドライブしてビーチに行くのが格好いいんでしょうけど、みんなお金がそんなにないので、街を歩いてウィンドウショッピングしたり、マクドナルドでおしゃべりしたり、そういう人が多いです。

あとは人によりますけど、金曜日の夜はクラブに行く人が結構多いです。

土曜日じゃなくて金曜日の夜が本当に多くて、夜中の2時3時がピークで、そのまま夜を明かして土曜日は廃人のようになるっていう(笑)そういう人が多いです。

特に日本と違って行くところが少ないので、ある場所で楽しむという感じです。

宿泊場所が無くなった場合、日本にも何店舗かあると思うんですけど、チェーン店のビジネスホテルがあります。カプセルホテルはありません。

本当に質素なもので、寝るだけで、朝食は付いていると思いますけど、日本の部屋に付いている湯沸かし器とか歯ブラシとか、そういうのはないですね。アメニティはタオルと石けん、ドライヤーぐらいしかないです。

ブラジル移住を考えるなら専門的知識や経験があると強い

何かしらの専門的な仕事の経験があれば強いです。国は違いますが会計士、弁護士というのは仕事もありますし、喰いっぱぐれがありません。

ブラジルは第1次産業から第2次、第3次、いわゆる原料の輸出国から、原料を加工する国に変わろうとしているので、エンジニアの労働者不足となっている状況です。こういった専門の知識や経験があれば、かなり強いと思います。

あと仕事に関して言えば、母国語はポルトガル語なんですけど、仕事のレベルが上がれば上がるほど英語は必要になってきます。

心構えとしては、何でも先入観を持たずに受け入れることです。

先入観を持たずに住むようにしないと、全てのことに対して日本と比べてしまって、自分で自分の可能性を少なくしてしまうので、受け入れるということが大事です。

当たり前なことですけど、みんながみんな違うというのをこれほど実感できる国はないと思っています。

だから相手を受け入れる、文化を受け入れるということが大事だと思います。受け入れないことには進まないと、日々思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサードリンク
スポンサードリンク

人気記事

ブラジルが大好きでサンパウロに移住しました

ブラジルが好きすぎてとうとうサンパウロに移住してしまった日本人男性にインタビュー!陽気なアミーゴの国ブラジルの美味しい食...

H.I.S.の格安ツアーでロサンゼルス4泊5日の観光旅行

H.I.S.の新年格安ツアーで4泊5日39,800円でロサンゼルス旅行へ!人種のるつぼを体感できる大都市ロサンゼルス。デ...

フィリピンマニラの友人宅を訪ねて個人旅行しました

フィリピンの上流階級は使用人やボディーガードを雇うのが当たり前ってご存知でしたか?そんなフィリピンの友人宅に遊びに行った...

バンコクからプーケットへ移動!40代夫婦でのんびりタイ旅行記

2回目のタイに行った主婦の方に思い出を語っていただいた旅行記です。バンコクやプーケットなどタイで楽しめる場所や食べ物にお...

3週間バリ島を女性ひとり旅!バリ島旅行記

「神々の島」バリ島は、一度訪れたらその魅力に取りつかれる人が多いといいます。そんなバリ島に魅入られて幾度も訪れている女性...

海外旅行カテゴリ 最新記事

m36

フィリピンマニラの友人宅を訪ねて個人旅行しました

フィリピンの上流階級は使用人やボディーガードを雇うのが当たり前ってご存知でしたか?そんなフィリピンの友人宅に遊びに行っ…
ID1839

中古車会社「タックス」主催のミスコンの優勝賞品でグアム・サイパンへ

中古車会社のミスコンで1位になり、3泊4日のグアム旅行をゲットしました。サイパン巡りのオプショナルツアーを申し込み、チャモ…
ID1753

H.I.S.の格安ツアーでロサンゼルスへ旅行しました

ロサンゼルスは綺麗な街並みで治安も悪くありません。アウトレットもツアーに入っており、安い値段で買えました。ユニバーサル…
ID1752

「アラジンと魔法のランプ」のような世界観のモロッコへ卒業旅行

モロッコの街並みはエキゾチックな雰囲気がただよい、アラジンと魔法のランプのような世界でした。雑貨などはメクネスで安く買…
ID497

修学旅行でタイバンコクへ―涅槃寺が印象的でした

修学旅行で行ったタイのバンコクは独特の空気が流れており、世界遺産と住居が近い所が驚きでした。香草や辛い物が苦手な方には…


Fatal error: Call to undefined function my_func_mokuji() in /home/minna-qa/all-interview.jp/public_html/wp-content/themes/allinterview_wk/footer-single.php on line 51