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赤ちゃんが離乳食を食べてくれない時のママの7つの心得

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離乳食インストラクター協会の代表理事であると同時に、総レシピメニュー数が1500を超える人気の離乳食レシピブログの運営者の中田馨さんにインタビュー。「離乳食を子供が食べてくれないときに大人たちはどう対応するべきなのか?」をテーマとした離乳食の進め方講座となります。

中田馨さん

子供に離乳食を進めても食べてくれないと悩んだ日々

「赤ちゃんが離乳食を食べてくれない」をテーマとしたお話をしようと思った理由について教えてください

まずはみなさんこんにちは、離乳食インストラクター中田馨と申します。

私は0歳児専門の保育士として17年間、赤ちゃんばかりと毎日過ごしています。10歳と6歳の子どもの母でもあります。

さて、本題となりますが、赤ちゃんが生まれたら、ママがすることのひとつに「離乳食」があります。

赤ちゃんが離乳食をパクパク食べることを思い描て、いざ離乳食をスタートしたら「赤ちゃんが離乳食を食べてくれない!」「最初はパクパク食べていたのに急に食べなくなった」というお話しをよく耳にします。

実は、我が子もそうでした。息子が離乳食をパクパク食べてくれることに夢を抱きながらスプーンを口元に持って行くと…「食べない!!」んです。

息子は口を真一文字にして、離乳食を受け入れてくれない、そんな日は長く続きましたね。かろうじて口に入っても、その後嘔吐する始末です。

珍しく多めに食べたのに、全て吐いて外に出てしまう始末で本当に悲しい離乳食期を過ごしました。

ですので、赤ちゃんが離乳食を食べてくれないことに悩んでいるママの気持ちは、痛いほど分かります。

以上のことから、以前の私と同じく、子供が離乳食を食べてくれないとお悩みのママさんたちへ向けて今回のお話をさせて頂くことにしました。

離乳食イメージ

そもそも、どうして赤ちゃんは離乳食を食べてくれないのでしょうか?

その理由は、赤ちゃんによってイロイロだと思いますが、考えられることはいくつかあります。順番にご説明させて頂きますね。

● 離乳食を食べることに興味がない
これはうちの息子です。「だって、おっぱいの方が美味しいもん」ということ。食べることの楽しさを伝えつつ、気長に進めていくといいと思いますね。

● スプーンの感触がキライ
今まで、おっぱいや哺乳瓶の乳首しか口に入れたことがないのに、いきなり硬いものが口に入ると気持ちわるいですよね。

スプーンの感触にはそのうち慣れますが「離乳食専用の木のスプーンを使ったら食べるようになった」と言う話も聞いたことがあります。

● 舌の使い方の学習ができていない
口から離乳食が出てくるのは嫌がっているのではなく、舌の使い方が、まだ下手なだけ。これは個人差がありますが、徐々に学習していくので上手になりますよ!

● 飲み込むことが苦手
固形物を飲み込むのが苦手なのかもしれません。今の離乳食をお湯やだしでトロトロにして与えましょう。もし大きい月齢の子であれば、一旦、前の段階に戻すこともひとつの方法ですね。

● おっぱいやミルクの方が好き
赤ちゃんは、おっぱいとミルクが大好きです。ですので、自然なことです。離乳食はご飯を食べる練習ですので、焦らずおっぱいを飲ませながら進めていきましょう。離乳食前に少しおっぱいを飲ませて落ち着いたら離乳食。これでもOKです。

● 離乳食を食べるよりも、触って遊ぶほうが楽しい
こちらもうちの息子です。お粥を粘土のようにグチャグチャ・・・そして口に入れずポイッと掘り投げる・・・トホホですよね。椅子の下にはレジャーシートを用意ですね。あまりにひどい時は、離乳食を中止してもOKです。

● 離乳食以外のことに興味が向いている
食事に集中できない何かがありませんか?例えばテレビ。食事に集中することは大切なので集中させるようにしてください。

● 今日は食べたくないだけ(食事にムラがある)
大人でも食欲のある人ない日がありますよね?赤ちゃんも一緒です。だからあまり気にしなくてOK。ただ、体調不良の時もあるので赤ちゃんの様子を見てあげてくださいね。

● 食材が硬い
噛み切れないおかず、ガチガチでスプーンでも切れない・・・。これは歯のない赤ちゃんは丸のみするしかないですよね。例えばじゃがいもとにんじんだと、5分ゆがいた時の柔らかさって違います。赤ちゃんに与える前に、食材の柔らかさを指でつぶすなどして確かめると安心ですね。

● 成長して賢くなっている
「これイヤ」「あれイヤ」。1歳くらいになるとちゃんと主張するようになってきます。それも成長です。賢くなってきたんだ!と思えば心が軽くなりませんか?一時のことですので温かく見守ってください。

● 離乳食の時間が楽しくない
お母さん、食べないからといって怖い顔していませんか?それか、ご飯の時間になるとお父さんとケンカしてたり?お母さんは家事をして、一人で食べている?とにかく、離乳食の時間が楽しくなくて食欲が出ないのです。楽しい雰囲気の中、食事を食べられるといいですね。

● お母さんの気合が負担
「絶対に全部食べてね!!!」というお母さんの気合が、赤ちゃんに伝わって赤ちゃんの食欲減退になっている可能性がありますよ。実はこれ、昔の私です・・・!

離乳食を食べてくれないときにやっておきたい7のこと

離乳食セミナーイメージ

なるほど、きちんとご説明受けると理由がよくわかりますね。それではお子さんが離乳食を食べてくれないときの具体的な解決方法について教えてください。

赤ちゃんが離乳食を食べてくれなかったら、ママは本当にツライくて悲しいです。そんな時に私がよくさせていただく7つのアドバイスをご紹介させて頂きますね。

1.育児は教科書通りには進まない
育児書は参考にするのは良いと思いますが、育児書の言う通りには子育ては進みません。赤ちゃんも一人の個性を持った人間ですからね。

「この時期にこうするといい」という目安を知ることは大切ですが、赤ちゃんの個性も大切にしながら、育児と離乳食を進めてください。

2.よその子と比べない
同じ成長を遂げる子なんて、世界で一人もいません。私も経験者ですのでお話ししますが、子育てしているとどうしても「早く成長する子」「できる子」に目が行きがちです。

自分の子どもができていなかったらなおさらのこと。早いからと言って凄いわけではない。ゆっくりだからと言って劣っているわけではないのです。よその子はよその子。あなたの子はあなたの子ですよ。

3.必死になりすぎない!
離乳食を食べさせることに必死になりすぎて、眉間にしわが寄っていませんか?そんな顔をしているとますます赤ちゃんは離乳食を食べなくなります。

離乳食を食べてくれないときにこそ心に余裕を持ちましょう。偉そうに言っていますが、これも昔の私。真面目に必死になりすぎていたからこそ気がついたことです。

4.イライラしない
赤ちゃんが食べないから、お母さんがイライラしていませんか?「なんで食べないのよ!!」なんて小言を言いながら。赤ちゃんの立場で言うと、とっても怖いと思います。はい。これも昔の私です。気持ちを、ゆる~く、ゆる~く(#^.^#)!!

5.「まあいいか」と思うことが大切
今は食べたくないみたい。次の時でいいか。という「まあいいか」っという気持ちが大切です。おっぱいもミルクもあるし、今回はまあいいか。残しちゃえ!それでいいんですよ。

6.栄養バランスは二の次でOK
1食で栄養バランスを考えるのではなく、1日・3日・1週間・1か月。長い目でトータル的にバランスが取れているって感じでOKです。まずは、離乳食を楽しく食べられるようになることを目標にしましょうね。

7.一段階下がってみる
前へ前へ進むばかりではなく、一度下がってみるのも一つの方法です。一段階下がってみると「先生食べてくれました!」っていうこと、結構多いんですよ。

離乳食インストラクターイメージ

色々なアドバイスありがとうございます!最後に皆さんに何かメッセージがあればお願いします。

自分の意識を変えることで、赤ちゃんの時あれだけ食べなかった息子は、今は「もう食べないでほしいな…(太るよ!)」ってくらいモリモリ食べる小学生になりました。

とっても長い道のりでしたが、今思うと、母としていい経験したなと思えますね。

ママが、7つの心得を実践してすぐに効果が出ることもあれば長く時間がかかることもあると思います。

ですが、あきらめず、でも必死になりすぎずに離乳食に取り組むことができれば、きっと知らないうちに「あれ?食べるようになってる!」って思える日が突然やってきますよ!

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