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動物シェルターARKでのボランティア体験談

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兵庫県の動物シェルター「アニマルレフュージ関西」のボランティアは誰でもできます。基本的な仕事は犬の散歩で山の中を歩くので、愛情に飢えた犬にも自分にもメリットがあります。少しでも動物の役に立てることが喜びにつながります。

山で飼われている犬の散歩

――どんなボランティアをしていたんですか。

動物を保護する動物シェルターです。兵庫県の川西市というところにNPOのアニマルレフュージ関西というところがあるんですけれども、そちらの方で犬の世話をするボランティアを何度かしました。

元々犬とかが大好きで、小さい頃から色々動物関係の本とかを読むことが多かったんですけど、ある時日本では年間何十万匹の犬や猫が保健所というところで殺されているというのを知って、すごく衝撃を受けたんです。

そういうのを助けるところはないのかなと探していたら、こちらがそういう場所だったので、比較的家からも近かったしボランティアも募集していたので、行くことにしました。

ここは犬が200匹、猫が100匹くらいいるんです。山の中なんですけど、ワンちゃんはすごくストレスがたまりやすいので、お散歩が必要です。

犬舎でトイレをしない子もいるのですが、お散歩をするとトイレをしてくれる子が多いんです。なので、基本的にその山の中で飼われているワンちゃんをお散歩することがボランティアです。

ボランティアの人数は、その日によって違います。誰でもすることはできます。

夏休みとなると、例えば外国の方からも外人さんたちがたくさん手伝いに来てくれていたりしますけど、どうしても平日になると人数が少ないとか、マチマチでした。

正スタッフとして働いていらっしゃる方もいます。

こちらをやっていらっしゃる方がエリザベス・オリバーさんというイギリスの方なんですけど、イギリスって動物の保護にすごく力を入れているんです。

この方は昔、英語の教師として日本に来た時に、野良猫がいたので触ろうとしたら、同僚の教師が「野良猫はすごく汚いから触らない方が良い。シッシッ」とやるのを見たそうなんです。

それを見てすごく衝撃を受けて、色々調べると日本ではまだまだ保健所があるというのを知って、その状況を何とかしたいと思って、自分で山の中に約1,000坪の土地を購入して、こちらを始めた方なんです。

よく話はさせていただきました。大体こちらにいらっしゃるので、お話しすることはできます。すごく温かくて面白くて、基本英語なんですけど、もちろん日本語も話すことは出来ます。ただ細かい表現とかは英語で話されることが多いです。

現在も絶賛活動中です。英語ができなくても全然問題ないです。エリザベスさん自身が日本語を結構お話しされますし、他のスタッフの方は全員日本人なので大丈夫です。

ボランティアで働くということ

――ボランティアだと全くお給料は出ませんけど、どのくらいの期間されていたんですか。

行ける時に無理のない範囲で、大体1か月に3~4回くらいを15年近く時々行っています。お給料は出ないですね。それがボランティアだと思っています。

山の中をワンちゃんと歩くのって、すごく気持ち良いんですよね。しかも愛情に飢えている子が多いので、すごく喜んでくれるんです。

そういうワンちゃんを連れてお散歩することが、かわいそうなワンちゃんを減らすことに貢献するのかなと思うと、本当に自分にもメリットがあると思っています。

大丈夫な場合は1度に2匹とか散歩に行きますけど、無理な時は1度に1匹だったりもします。

例えば犬舎には1度に5匹くらい入っている場合もあるんですけど、他のワンちゃんとの折り合いが悪いワンちゃんだったら1匹で入っていたりもします。

全員にきちんと名前が付いています。何度か行くと覚えます。

その子たちが入っている犬舎の前にその子の名前と保護された場所とか経緯とか、大体の性格であるとか注意事項であったり、極度の怖がりだったり噛み癖がある子はスタッフオンリーとちゃんと書いてあるので、一目で分かります。

もし里親さんになりたい方がいらっしゃったら、事前に申し込みをしていただければ見学に行くことはできます。

軽い気持ちで「無料で貰えるし」という方は、絶対お断りをすることになっています。すごくしっかりしていまして、ものすごく分厚い契約書にサインをしなければいけません。その際にもすごく質問が色々あります。

例えば、今結婚されていらっしゃるなら子供さんはいらっしゃるかとか、もしいない場合、子供が産まれてもワンちゃんを飼い続けてもらえますかとか、この子が1日に家にいる時間は大体何時間くらいかとかの質問があります。

また、実際にスタッフの方が見に行って、その子が飼える状態なのかきちんとチェックします。

まずはお試しとして1週間とか1度一緒に暮らしてもらって、飼い主となる人にとってもワンちゃんにとっても無理のない状態かを見極めた上でのお渡しになります。

実際に私がよく散歩に連れて行った子も、何匹も貰われていきました。

ワンちゃんが元気になる姿を見られる

――こちらでボランティアをしていて良かったことは何ですか。

かわいそうな目に遭ってきたワンちゃんがどんどん元気になっていくという姿を見るのは、すごく嬉しいです。やっぱり動物が好きなので、少しでも動物の役に立てていると思うことが、すごく嬉しいことです。

極度に人が怖いワンちゃんのそこに来た経緯を聞いたら、すごく辛くなることはありました。例えば、おでこに火傷のある子犬がいたんですけど、その子は虐待癖のある男性に飼われていて、タバコの火を押し付けられたそうです。

あとは、足を引きずっているワンちゃんがいて、飼い主さんにバットで足を潰されたとか、ゴミ箱の近くに足を切断されて捨てられていたとか、いろいろあります。

そういうのは本当に辛いんですけど、「ここに来られて幸せで良かったね」といつも声をかけるようにしています。

動物の好きな方であれば、とても楽しいボランティアだと思います。

忘れてはいけないのは、ボランティアなのでもちろん各自のお弁当とかお茶とかは自分で持って行くこと、ボランティアといえども命に触れるので厳しいことを言われたりもしますけど、「来てやっているのに」という態度では絶対無理ですよね。

あと、下痢気味のワンちゃんとかいるんですけど、そういったウンチもきちんと取ったりしないといけないので、そこまでの愛情を注げる人であれば、楽しくできるボランティアだと思います。

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