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アメリカ人の大学生の彼氏とアメリカで学生結婚しました

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アメリカでは高校卒業後すぐに大学進学する人が少ないため、20代ならまだ学生さんの人もたくさんいます。働きながら大学に通っていた旦那さんと学生結婚しましたが、アメリカでは珍しくないそうです。経済面でのデメリットはあるため、やり繰りが大切です。

学生と仕事を両立

――それぞれ何歳で結婚されたんですか?

私は26歳になってすぐで、旦那は23歳の大学生の時です。

アメリカでは、高校を卒業して直接大学に行って大学生だけをしている人はほとんどいないんですよ。

高校卒業後に軍に入ったり、宗教観がある人だと2年間ぐらいの期間が限られている間に宣教活動みたいなことをやってから進学したり、1、2年はまず仕事だけをして、まとまったお金ができた時に大学に行ったりします。

高校卒業後にすぐに入学したとしても、大体皆並行して仕事もするので、学校だけに重点を置いてという訳ではないんです。

1学期2学期とか休みを取って仕事だけをしてまた戻って、というのを繰り返していく感じなので、4年で卒業するというのはあまりないですね。

22歳でというのは、飛び級で小学生の頃から行っているとかでないと、あまりないと思います。20代は大体まだ学生をやっていますよ。

旦那も、学生をしながら仕事も並行してやっていました。

そこの会社は皆学生がいることに理解がありますし、年齢も経歴も重ねたような上司達も学校のスケジュールに合わせて仕事のシフトを組んでくれるという、融通が利くような感じです。

今の学校のスケジュールが、例えば13時から15時とかの中途半端な時間にクラスがあると、8時から12時くらいまでは仕事で、その後学校に行って、学校が終わってから残りの時間分働く、という感じでやります。

何時から何時までという条件は募集の段階ではありますけど、面接で結構融通が利いて、合わせやすいです。

私は社会人で働いていましたね。初めのうちは外国で働く証明が無かったので何もできなかったんですけど、政府が出す外国人用の働いても良いという許可証明のカードが来てからは、普通に仕事をしていました。

元々状況や環境的にお互いに結婚を急いでいるはずではなかったんですけど、話し合いの結果というか、アメリカでの学生結婚は不可能なものではないですし、向こうの人には当たり前なものという概念でした。

無理にという感じではなかったです。生活をしていける保障というか、安全だという感じがありましたし、タイミング的にもできる時期だったからいいかという感じでしました。

仕事して学校に行って、と交互にやっている人も結構いるので、卒業してからとなるといつになるか分からないじゃないですか。

それまでにはまたお互いに状況や感情も変わっているかもしれないということもあるから、という感じですね。でも無理してという訳でもなかったので、そこまで不安は無かったんです。

結婚しない=機会が無い?

――周囲の反対はなかったですか?

うちの母も全然問題無かったです。その辺はそういうものだと理解していましたし、旦那側の家族も普通のことという感じです。

アメリカでは23歳は、そこまで若いという意識があまり無いみたいです。

18歳から20歳くらいだと若いねという感じですけど、25歳過ぎればもう中年という冗談もあるくらいなので、年相応の結婚なんじゃないの、という感じでした。

それくらいが多いといいますか、年相応といいますか、結婚適齢期みたいなものは、23歳から28歳くらいの5年間だと思います。

周りの友達とか日本人で学生をしている子達とかで家族がいる人は、大体皆、学生結婚です。赤ちゃんがいる人もいますね。しかも1人2人ではない人もいます。

自分の時間をあまり持ち過ぎるとそれが段々億劫になってくるということがあるので、優先的に仕事をしたいという考えがあるみたいなんですけど、それよりも結婚して家族を持つことが大きな責任と捉えているみたいですね。

なので、そういう大きな責任を先延ばしにすることは良くないという価値観や考え方があるみたいです。

それに25歳を過ぎれば中年という考え方もあるので、25歳を過ぎてまだ独身ということは、結婚しないんじゃなくて「できない人」という感じです。

日本だとばりばりのキャリア組という感覚ですけど、アメリカの考えだと25歳になっても結婚できないということはこの人は何か難ありなんだよねというか、結婚できない理由があるから独り者だという感じで捉えられるみたいです。

家族を作って養う能力や責任感が無いから、いつまでも独りぼっちだ、という考え方らしいです。だから皆、1人でいるのはちょっと、というのもあるかもしれないです。

――日本は晩婚化が進んでいますが、アメリカにはそういった問題は無いんですか?

晩婚化というよりは、ある程度の年齢がいっても独身という人は、そのチャンスが無いことが多いです。

日本だと、自分で結婚しないという選択をして、結婚しないじゃないですか。でもそうではなくて、機会が無いとか相手がいないとか、結婚したいけどできていない境遇にいる人達の方が割合は多いと思います。

自分から進んで「今は仕事が楽しいから結婚しません」というよりは、結婚したいけど、という人の方が多いと思います。そこが日本と違うかなと思います。

無理無く生活できる

――結婚後の生活に不安は無かったんですか?

私が何とかなるでしょうという考えだったのもあるんですけど、それは意外と無かったです。

貧困になるという予想はしていませんでしたけど、もしなったとしても上手くやっていく覚悟みたいなものはあったと思います。ならないようにというか、そこまではという思いはもちろんありました。

けど、万が一そうなった時にやっていけるかというのを二人で話し合ったり考えたりした時に、それでも受け入れてちゃんと対応していくというような覚悟はあったので、もしかしたらそれでそんなに心配しなかったのかもしれません。

結婚後は、私も日本人の感覚でイメージしていたので大変かなと思ったんですけど、全然そんなことは無く、本当に普通の生活でした。

そんなにいつもお金が無いということがなかったので、こういう理由で皆結婚できているんだなというのが、何となく分かりました。

日本は給料が月1じゃないですか。でもアメリカは毎週だったり2週間に1回だったりするんです。

なので、ちょくちょくではありますけど頻繁に入るので、出費の順番に合わせてというか、その都度その都度払いやすいんです。

月末になるとなくなるとか間に合わないというのがなく、上手く回しやすいからこそ、こういうのが成り立つのかなと思いました。

申請すると政府から学生結婚の全夫婦に奨学金みたいなものが出るんです。国のこういう動きでやりやすいので、結構皆ちゃんとやりくりして賄えているのかなというのはあります。

今月は赤字で、とかいう感じは無いですね。でもなる場合もあると思いますよ。

うちでも実際に毎月出るような車の何かとか家賃とかの確実に出ていくものは、ちょっと遅らせてもらったりしたことはありますけど、お金も無い上に食べ物も無いという感じになることはないですね。

学費だけではなくて、学生結婚をして学生をしている間に子供が生まれると、また国から子供にかかるミルク代や食費代のクーポン券みたいなものが出て、それをお店で使えます。

配給みたいな感じなので、その分は自分達でお金を出す必要無くやっていけるので、上手くできるようになっているみたいです。

学生だから貧乏結婚が前提で、それを助けてあげるというようなシステムなので、税金が特別大きいという訳ではないです。そういうところは結構良いなと思います。

難しいかもしれないですけど、日本も上手く取り入れられればと思います。でも皆が平気で学生結婚をしているのは、だからだなと納得しました。

会社が学生の卒業を応援、卒業すれば給料もアップ

――旦那さんが学生をしている時に、一家の収入はどのくらいあったんですか?

年間で大体330万円くらいでした。大体月に30万円前後だったと思います。私も働けばその分プラスされますし、暮らしていくには不自由ないですね。

日本はアメリカの会社と比べると給料が安いと思うんですよ。未だにバイトは何百円単位の給料じゃないですか。

でもここは1,000円以上のところが普通で、それなりに学歴とか技術とか資格とかがあると初任給は高い方からのスタートだと思います。

でも節約と貯金はやっていました。いざという時とか、保険が日本の国保と違って自分で入って自分でやらないといけないものなので、入っていないと全額取られたりして本当にばか高いお金になってしまうんです。

まだ会社を通して保険に入っていなかった時に、もし病気や怪我をしたりしてもある程度は払えるようにやっていました。

実家から援助を受ける必要も無かったですね。

いわゆるお金持ちのぼんぼんみたいな子は、いつまでも甘ったれている感じで、結婚しても自分のお父さんお母さんにやってもらうような人も、中には何人かいますね。

旦那は、昨日が学校に行く最後の日で、卒業できました。学校に入学してから5年ですね。入学と同じように4回あるので、終わった学期(セメスター)の次の学期が始まる時に卒業式があります。

学生の間に会社内でも昇進の機会とかがあって良いポジションの話もあったので、既に正社員として働いている状況ですし、とりあえずは引き続きその会社にいて社会人を頑張るという感じですね。

会社にいながら卒業すると、そこの会社から卒業祝いみたいな感じで給料が上がったりするんです。それで卒業に気を向けさせるというのが会社の方針らしいです。

仕事を探し始めなくていいので、卒業しなくても「こんなに良い仕事だったら学校を辞めて仕事だけしよう」という人もいるみたいです。

でも特に男性だとそういう経歴は、そればかりが重要ではないですけど、世の中やっぱりそれなりにあった方が働くには良いという状況じゃないですか。

だから学校もちゃんと卒業できるように、卒業したら給料アップだよとかボーナスが出るよ、というシステムを取り組んでいるみたいです。

学校に行かなくて良い分、お金だけではなくて、時間も宿題とかグループミーティングとか学校の何かとかに取られなくなりましたので、生活はもう少し楽になりそうですね。

宿題の締め切りが無いだけでも楽じゃないですか。仕事の調整とか家のことも難しかったんですけど、今は学校に費やしていた時間を他のことに使えるので、気持ち的にも楽になると思います。

アメリカでの学生結婚で精神的にたくましく

――日本だったら学生結婚は難しいと思いますか?

私もあまり詳しくはないですけど、今はちゃんと正社員になりたい子供がいないと聞きます。アルバイトで結婚の望みも無いので、自分ひとりで好きなことをやりたいという感覚の人が多いと。

しかも学費も大概親に出してもらっているじゃないですか。アメリカは全部自分で働いて自分で出してという感じなので、そういった面からしても精神面でも結構きついんじゃないかなと思います。

普通の人であれば、最初から自分達だけでやるとなると相当質素な感じからのスタートになっちゃうんじゃないかと思うので、アメリカに比べれば難しいと思います。

――学生結婚のメリット、デメリットを教えてください。

メリットは、若いのであまり偉そうなことは言えないですけど、苦しい状況の中でいかに生活するかという知恵とか精神面でのたくましさとか、社会に順応する力みたいなものが若いうちに養えることじゃないかなと思います。

よく日本人は「外国人は自立している」と言うじゃないですか。そういうのもこういうところから来るのかなと思いましたし、良い意味で一人で人生を切り開くという感じになるので、やっぱり精神面での自立がメリットかなと思います。

デメリットは、強いて言うなら経済面ですかね。やっぱり社会人同士で結婚する人達よりはお金がかかることがあると思いますし、収入もちょっと厳しくなることもあると思うので、ちょっときついかなと思います。

それは色々な面に反映されるので、生活全体がきつくなっちゃうこともあると思います。大げさな話ではなく、子供が熱を出しても病院に行けないとか医療費が払えなくて凄く困ることもあると思います。

夫婦でよく話し合って、毎月毎月の出費の優先順位をつけることだと思います。

やりたいこととしなければいけないことの優先順位をつけて、自分達でどれを第一にしなければいけないかを分かった上で生活するとやり繰りやお金の回し方が上手になったりするのかなと思います。

あとお互いに努力することですね。

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