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チリ人男性と国際結婚した女性へチリでの暮らしをインタビュー

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旅先のペルーで出会ったチリ人の方と結婚された方のお話です。マチュピチュで知り合い、一時帰国して半年後に結婚しました。結婚の決め手は彼がいて当たり前の存在になったから。同居生活ではやはり気を遣ったそうです。

マチュピチュで知り合う

旦那様とはどうやって知り合いましたか?

お互いに一人旅に出ていたペルーで知り合いました。

彼はチリ人で、言語はスペイン語です。日本語は挨拶ぐらいしか話せません。

しばらく一緒に旅をして、それから彼の実家でホームステイをさせていただいて、自然と仲良くなった感じですね。

マチュピチュのチケット売り場で別々に並んでいたんですけど、向こうがこちらをちらっと見て、ニコッとしたんです。

それから彼が外で待っていて、一緒に行くことになって、一緒にマチュピチュに行って、それからまた何度か待ち合わせしたんです。

マチュピチュまでの道って、バスを乗り継いだり電車を乗り継いだりで結構長いんですけど、その間あちこちで待ち合わせをしつつ旅路を共にしました。

私はそれから本当はペルーを北上するつもりだったんですけど、彼が脚を怪我してて「うちでホームステイする?」ということで、そのまま南下しました。

言葉はスペイン語と英語と翻訳を使いました。お互いにコミュニケーションを取ろうと思ったら取れる手段はありました。

出会った日から2週間ぐらいお世話になって1週間ぐらい旅路を共にしたので、ほとんどバスだったんですけど、その間お付き合いしているような感覚ではあったんですかね。

でも付き合おうとかそういう言葉は特になかったです。

知り合ってから私は一時日本に帰ったんですけど、半年で戻ってきて結婚しました。

入籍までする必要はなかったんですけど、入籍しないとビザが取れないので、手続き的なことのために入籍した感じでしたね。

気が合うというか、一緒にいると空気が同じ感じで、彼とまだ一緒にいたいなと思ったんです。

あと、この先彼がいない生活が考えられないなというくらい、2、3週間でいて当たり前のような存在になったという感じだからですかね。

今、結婚して3年目に入ったところです。家族想いで、とても優しい人です。

3ヵ月の娘が1人います。完全に私似です。クローンと言われるくらい似ています。

チリは昼食がメイン

生活習慣の違いを感じることはありますか?

こちらの食事は、朝と夜はパンとコーヒーだけなんですよ。

昼食が主で、お仕事に行っている人達も大抵家に帰ってきて、2時間くらいの間ばたばたとごはんを食べて、また午後から仕事に行くという感じで、それが大きな違いですね。

夜と朝作らなくていいので楽ではあるんですけど、パンだけだから最初はやっぱり物足りないですよね。でも今はもう慣れました。

日本の食パンみたいに柔らかくてふわふわしている感じじゃなくて、少し硬めのお腹にたまるような丸いパンで、それを二つ食べます。

朝は卵を焼いて一緒に食べたりトマトと一緒に食べたり、ジャム、マーガリン、チーズ、ハム、という感じですね。

チリはセビッチェという刺身みたいな食べ物があるので生魚も食べたりするんですけど、家族に魚嫌いが多いんです。

最初は「え?」と思ったんですけど、今はだいぶ味覚が似てきて、好みが合うのかなと思います。

メインの食材というか、玉ねぎと人参はほぼ確実に使いますね。コリアンダーもよく使います。

外食に行くことは無いですね。無理すれば行けるんですけど、外食してもあまり美味しいと思う所がないんですよ。

そこそこなんですけど、これ家でも作れるなという程度のレベルなので、外食に行こうかとはあまりならないですね。

外食だと、チキンが多いですね。チキンにポテトをどっさり、みたいな物や、シュラスコという大きなハンバーガーといったジャンクフードです。

ハンバーグとアボカドを挟んでトマトがあってチーズがあって、というガッツリ系です。

さっぱりした料理はあまりないですね。さっぱりした料理は家で作る感じです。

今、寿司はブームですね。寿司と中華料理のお店はけっこうあるので、中華料理は時々食べに行きます。

馬に引かせて野菜を売りに来る

現地ならではの変わった習慣はありますか?

もう感化されてしまったからかあまり無い気はするんですけど、外で馬をひいて野菜を売っていたりはしますね。

家の前をパカパカパカと走りながら、マイクで「トマト、玉ねぎー、じゃがいもいかがー?」とか言っていますね。

田舎から自宅で作っている食材を持ってきて馬で売っているんですが、軽トラの荷台で売っている人もいます。

スーパーにももちろん置いているんですけど、スーパーの野菜は高いですね。

同居生活

一緒に住んでから、ご主人について意外な発見はありましたか?

ホームステイの間に大体見たので、特に無いですね。実家で暮らしていて嘘偽りの無い感じだったので、特に無かったです。

当初は家族と住んでいたんですけど、家に主婦が二人いるとけっこうやりづらいですよね。

日本でもそうだと思うんですけど、それで家を出ました。

やはり気を遣います。相手もたぶん気を遣っていると思いますし、凄く良くはしてくれるんですけど、お互いにギクシャクした感じでした。

この辺りは日本の家みたいにきちっとして全部が綺麗という感じではなくて、下はコンクリートで固めて上は木造で、屋根は凄い角度のある三角という家が多いです。

サンティアゴになると街並も都会なんですけど、私が住んでいる辺りは一戸建てで、ベーシックな家は下はコンクリート、二階は木、という感じですね。

基本的に土足ですね。だからほこりがいっぱい付くし、雨の日も嫌ですね。

チリの国民性は真面目だけど楽観的

国民性の違いはありますか?

チリは比較的真面目なんじゃないかなと思います。真面目で、日本人に結構近い気がします。ただ日本人より、良い意味で楽観的かなと感じますね。

言葉の壁は今でもあります。彼の言葉のスペイン語で会話します。

母国語ではないので細かい表現は伝えにくいので、私の勉強不足なんですけど、どうしても大雑把になってしまったりしますね。

喧嘩になると、大体私がふっかけるんですけど、私がすねて黙り込むか彼にぶつぶつ文句を言うかですかね。

最後は結局彼に言いくるめられて終わるという感じです。私が強情なんで、彼の方から歩み寄ってくれるのは助かりますね。

国際結婚は予想外

元々国際結婚に興味があったんですか?

まったく無かったですね。するとも思っていなかったので「まさか」という感じです。

お互いに一目惚れ的な感じかもしれないです。

私は覚えていなかったんですけど前日に会っていたらしくて、私から挨拶してくれたと言うんですけど、私は皆に挨拶していて、皆同じ顔に見えるんですよね。

家族への改まった挨拶は、どちらもしていないんですよ。彼はスカイプで私の親に「私は彼女が好きです」という感じの日本語で挨拶をしました。

私の家族は最初は「えー、大丈夫なの? 騙されているんじゃないの?」という感じだったんです。

けど、彼と画面越しに話してまあ良い人だと感じたみたいで、大賛成ではなかったんですけど反対も特にされなかったですね。

家族を呼んでの結婚式はしていないままです。やはりどちらに行くにしても遠すぎるので、今後もする予定は無いです。

チリでは入籍の手続きの時に役所みたいな所で、証人として友人を1人ずつつけて、誓いの言葉とかの簡単な式をするんです。

その後カトリック式の教会で式を上げる人が多いんですけど、私はカトリックではないので入籍の時の式だけで、教会式は挙げていません。

国際結婚で人生をリセット

国際結婚をして良かったことや悪かったことを教えてください。

良かった点は、何もかも一からなので、全く別の人生を楽しめることですね。結婚と同時に赤ちゃんに戻ったような気分です。

旦那の愛情表現がストレートなので、それは良いかなと思いますね。たぶん日本人よりストレートかなと思います。

悪かった点は、日本の家族や友達と会えないし、自分の親に孫を抱かせてあげられないことです。

結婚してから全然日本に帰っていないんです。今後も数年は、経済的に無理かなという感じですね。

今は旦那の収入で暮らしているんですが、生活は普通にできなくはないんです。ただ、贅沢もできない感じですね。

日本から来れば、物価はもの凄く安く感じると思うんですけど、こちらの給料で生活するとなると全然安くないです。食費が高いです。

今、大体月5万円くらいで生活しています。

旦那のおじいちゃんとおばあちゃんが遺してくれた家に住まわせてもらっているので、家賃は無いんです。

それでかなり助かっています。家賃があったら本当にかつかつですね。

もう少し子供が育って2、3歳ぐらいになったら、幼稚園か保育園に預けてから共働きですね。

こちらは幼稚園が4歳から始まるので、その前の段階の保育園の年長さんみたいなのから始まるんです。なので、4歳になれば外に働きに出られますね。

見た目の良さだけで決めないで

最後に、国際結婚に興味のある人へアドバイスをお願いします。

国際結婚をしたいという理由で国際結婚をすべきではないんじゃないかなと思います。

相手を選ぶ時に、外国人だとどうしても見た目の良さに惹かれてしまって、目をつむってしまう所があるかもしれないです。

けど、この人がもし日本人でも好きになったかなと一歩引いて冷静に見て、それでも良ければ良いんじゃないかなと思います。

あとは、結婚の前に離婚についても調べておいた方が良いと思います。

一応調べましたら、チリは何年か前までは離婚のシステムが無い国だったらしいです。カトリックなので、一度結婚してしまうと離婚ができなかったんです。

今はできるようになったんですけど、3年間は裁判で調停しないといけないみたいで大変で、そのせいかこちらでは入籍せずに子供を作って一緒に住んでいる人がもの凄く多いです。

そのシステムを聞いてちょっと躊躇いませんでしたか?

思いましたね。大丈夫かなと思いながら、まあ大丈夫だろうと(笑)

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