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推理小説マニアがイチ押し!アガサクリスティのおすすめ作品

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海外の推理小説作家の定番アガサ・クリスティの魅力についてお聞きしました。デビュー作の「スタイルズ荘の怪事件」から年代順に読み進めるのがおすすめです。時代や国が違っても、人間の欲求や本能は現在と変わらないことが分かる作品です。

アガサ・クリスティを読もうと思ったきっかけ

アガサ・クリスティを読もうと思ったきっかけについて教えて下さい。

小学生の頃、初めて読んだ推理小説が海外の作品だった事を機に、海外作家の定番、アガサ・クリスティの作品を読み始めました。

アガサ・クリスティの一番の魅力は、堅苦しさがない点です。

謎解きの部分は凄く凝っていて最後に「あっ」となる展開が多いんですけど、文章の書き方が普通の物語と変わらず、特に専門知識がなくても自然に読めるんですね。

後、推理小説は謎解きに理屈や理論を用いるものが多いんですけど、アガサ・クリスティは人間の心理に着目して謎解きに活用するケースが多いんです。

読んでいると「ああ、そうだよね」「人間ってそんなものだよね」と分かるので、無理なく読めます。

アガサ・クリスティは何作品ぐらいの著作を出されているのですか?

中短編を合わせると100作品以上は出ていると思います。

アガサ・クリスティは1976年に亡くなられていて、最後の作品が発表されたのもその年でしたから、もう新刊が出なくなって大分経ちますね。

だた全世界で5億冊は売れたといわれています。

初めて読む方にお勧めの本

アガサ・クリスティを初めて読む方にお勧めの本はありますか?

常道としてはデビュー作から順に読んでいくのがお勧めです。デビュー作は「スタイルズ荘の怪事件」というんですが、そこから始めて年代順に読み進めるんです。

オカルト的な雰囲気を楽しみたい人には「そして誰もいなくなった」という作品をお勧めします。かなり有名な作品ですが、これを読んだ時はぞっとして凄く気持ち悪くなりました。

私は元々オカルトが嫌いなので余計にそう感じたのかもしれません。

ただドキドキ感があるので、ホラーやサスペンスが好きな方には凄くお勧めします。

今まで読んだ中で最も面白かった作品

今まで読んだ中で最も面白かった作品を3つ教えて下さい。

まず1つは「復讐の女神」です。この作品は「カリブ海の秘密」の続編で、単独で読んでもいいんですけど、好きな人は2冊連続で読んでしまうと思います。

2つ目は「鏡は横にひび割れて」、3つ目は「謎のビッグ4」ですね。

詳しい感想を言いたいところですが、推理小説でネタばらしは寒のでやめておきます。

ちなみにイマイチだった作品は、「教会で死んだ男」ですね。

他の作家さんの作品で似たような話を先に読んでいたので驚きが少なかったんです。ですから何も知らないで読んだら面白いかもしれません。

アガサ・クリスティ以外で読んでいる推理小説

アガサ・クリスティ以外にも推理小説を読まれているのですか?

私が読むのは殆ど海外の作家のものですけど、最近は日本の推理小説もぼちぼち読むようにしています。ただ全体的に古い作品が好きで、横溝正史さん、森村誠一さんが好みですね。

特に森村誠一さんは去年からはまり始め、まずは「人間の証明」などのベタな所から入ったんですけど、最近では古い順から読んでいこうかなと思って本を選ぶ時にそれを意識しています。

横溝さんの長編はもう何回も読んでしまったし、短編集も大分持っているんですけど、何年かするとまた楽しく読み返せるようになるんですよ。

でも古典にこだわっているともう皆さん亡くなられて新作がないので、最近は新しい作品も物色しています。

アガサ・クリスティはどんな方にお勧めですか?

お勧めな人は“うんちく”が嫌いな人や苦手な人ですね。理屈がどうのこうのという話を読んでいると飽きてくる人にはお勧めです。

ただ心理学色が強いので、人の気持ちなんて色々あるから決められる訳がない、と理詰めで考えてしまう人には甘ったるく感じると思います。

これからアガサ・クリスティを読もうと思っている方へのアドバイス

これからアガサ・クリスティを読もうと思っている方へのアドバイスがあればお願いします。

アガサ・クリスティの作品は肩肘を張らず、昼休みや通勤電車の中などちょっとした時間でも読む事が出来るのが魅力です。

また、人間性に興味がある方は心理学や自己啓発の本を読むよりも、フィクションながら意外に参考になる部分もあると思います。

作品の舞台は100年ぐらい前の世界で、文化などは日本とは違うんですけど、やはり人間の欲求とか本能については現在と全く変わらないんですね。謎解きを楽しみつつ人間性を学ぶ事が出来ます。

古いからと言って面白くないと決めつけず、少しでも興味があるならぜひ手に取って読んでみる事をお勧めします。

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