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小学生からトロンボーンを初めて10年になります

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吹奏楽部でトロンボーンを担当していた方にインタビュー。腕が長いからという理由で担当に決まり、最初はガッカリ…でもどんどんのめり込んで気付けば10年続けていました。そんなトロンボーンの魅力をたっぷり語っていただきました。

小学校3年生から熱中!吹奏楽部でトロンボーンを演奏

――トロンボーンはいつ何年間習っていましたか。

吹奏楽部に入部したことがきっかけです。

習っていたことはなくて、小学校3年生の後半から学校の吹奏楽部で部活としてやって、9歳から今までの10年間自分のトロンボーンを吹いています。

本当に何もしていなくて、吹奏楽部の何の楽器にも興味無くフラフラっと入ったのがきっかけです。

――トロンボーンは買うんですか?

学校にある物を使っていたんですけど、凄く熱中してしまって小学校5年生の時に自分の物を購入しました。

私が買ったのはヤマハの、その当時一番新しいYSL-620という型で、25万円くらいしたと思います。トロンボーンは安くても10万円以上するので、かなり高価な買い物だったなと思います。

私の両親は「高い物をホイホイと買うのはけしからん、我慢しなさい」という感じだったんですけど、兄弟が上に2人いて私が部活を熱心にやっているのを応援してくれていて、自分達がもらったお年玉を私に渡してくれました。

お金をかき集めて、「これくらい貯めたんだけど」と両親に話したら、「じゃあ残りのちょっとだけは出してあげるよ」という感じでやっと買ったような記憶があります。

すごく優しい兄弟です。その後お金返したのかは覚えてないんですけど、一生懸命やってくれました。

かなり思い入れのあるものになりました。

――かなり自分で練習したんですか?

その当時は頑張っているという気持は無かったんですけど、部活がとても厳しくてお盆も正月もコンクールに向けてひたすら練習していて、周りの友達も同じように練習していたのでこれが当たり前だと思っていました。

小学生なんですけど朝連とかも凄くやりましたし、昼休みも練習したり、自分としては当時が一番上手に吹けてたんじゃないかんと思うくらい熱中していました。

トロンボーンはテナー、バス、テナーバスの3種類

――トロンボーンを選ぶ時はどういう物がお薦めですか。

トロンボーンは大きく分けて3種類あって、高い音が出るテナートロンボーンと、低い音が出るバストロンボーンと、その中間のテナーバストロンボーンというのがあります。私はテナーバストロンボーンがお薦めです。

高い音も低い音も出るのでどんな譜面にも対応できるので、特にバス専門という訳でなければテナーバストロンボーンが一番お薦めです。

トロンボーンを始めるために他に必要なものは特に無いと思います。譜面台とかは必要があれば購入すれば良いと思います。

――手入れする道具はないですか?

“スワブ”という、先に重りがある紐が布に付いている掃除道具があるんですけど、それは楽器のケースに付属されてくる棒とは違ってトロンボーンの長いスライドを掃除するのにとても便利で、それさえあればお手入れもできるので大丈夫だと思います。

いろんな楽器専用のスワブがあるんですけど、トロンボーンのは700~800円で買えると思います。

――楽器がいくつかある中でそうしてトロンボーンを選んだんですか?

当時私はトロンボーンをやりたくて吹奏楽部に入った訳ではなくて、とにかく何かやりたいなと思って入ったんです。

けど、私は友達と比べて背が高くて腕が長めで、スライドをポジショニングするのが最後まで届いたのでトロンボーンをやったらと勧められて始めました。

自分で選んだという感じではなかったです。どちらかというと決まった時はちょっとがっかりしました。あまりかっこ良くないなと思っていたので。

私がどの楽器になるかという局面でサックスかトロンボーンのどちらも良い音が出たので、私はサックスの方がかっこ良いから「サックスが良い」と思っていたんです。

けど、結局トロンボーンになってしまって「ああー、トロンボーンか……」と思ってしまいました。体がトロンボーンに合っていたので選ばれてしまって、ちょっとがっかりという感じでした。

――トロンボーンの重さはどれくらいですか?

平均して2kgくらいかなと思います。

右手でスライドを動かします。スライドを動かすには素早さが必要なので、右手にはほとんど力を入れていなくて、皆左手の3本指でトロンボーンを持つと思うんです。

その3本指に全重量がかかっているので、かなり左指にずっしりと来る感じです。

左肩もやり始めは疲れました。

基礎練習はリップスラーやロングトーン。ランニングもします

――部活では筋トレみたいなこともするんですか?

小学生の時は部活の中に筋トレがあって、腕立てと、吹くための力を入れるために腹筋の練習もしていました。あとランニングも部活中にしていました。

肺活量のためだと思います。

――週に何回、何時間練習しますか。

今は毎日していて、小学生で始めた頃も毎日していました。中学高校は違う部活に入っていたので週1くらい趣味で吹いていました。

今は短くても1日1時間半くらいは吹いています。開き授業の度に練習しようかフラフラっと行って練習して、更に通常練習で合奏とかもやると、長くて1日6時間くらい吹く日もあると思います

――日が開くと感覚が鈍くなったりするんですか?

感覚が鈍るというか「あれ?」と感じることがあります。

小学校の時の吹奏楽の先生が1日休むと3日戻るということを仰っていて、本当にそうだなと今思うので、磨くだけでも楽器に触ろうと思って毎日過ごしています。

――一番最初はどんなことから練習しましたか。

音を出すことが最初は難しいんですけど、音が出るようになったら長くて綺麗な音を出すロングトーンの練習のために、とにかく長く出る音を出し続けます。

短い音を出すのはそれをぶつ切りにするだけなので、とにかく長い音を綺麗に出せるように最初は練習していました。この時小さい音でロングトーンをするのが良いなと最近思います。

小さい音を出すのが金管楽器を吹くうえでは難しいことで、小さい音が綺麗に出せれば大きい音は自ずと綺麗に出るので、まず小さい音でロングトーンの基礎練習をするのが良いと思います。

――上手くなるための練習方法はありますか?

実際に吹くのが良いと思うんですけど、やっぱり一番良いのは良い音をたくさん聴くことだと思います。

楽器を吹いていない時はできるだけ、この人の音が好きだなと思えるトロンボーンニストの音源を聴くことで吹く時にイメージをもって吹けるので良いと思います。

――どれくらいで上達しますか?

毎日集中してやったらだいたい3ヶ月くらいで上達すると思います。

――練習内容とその流れを詳しく教えてください。

ひとりで練習する時も合奏をやる時も、とにかく楽器をケースから出して吹ける状態にしたらまず小さい音でロングトーンをします。

基礎練習の中には絶対にリップスラーという口だけで音を変える練習を取り入れて、四分音符、八分音符、十六分音符でロングトーンと同じ音階を使ってメトロノームでタンギングの練習をした後、譜面を使った個人練習をします。

合奏があるんだったら合奏の前にパート練習をしてパートの中で音を合わせて、その後合奏という流れでいつも練習しています。

――楽しくなるまでどれくらいかかりますか?

私は元々好きなのでずっと好きで楽しくなるんですけど、できない内は「何でできないんだろう」とか、周りに凄く上手い人がいたりすると尚更あまり楽しくないなと思ったりもします。

でも、そういう気持ちを持ってずっとやっているとだんだん自分の好きな音が出てきて、そうすると楽しいなと思うようになってきます。

上手くなるまではやっぱり楽しくないですよね。3ヶ月くらいやって上手くなったら楽しいと思います。

音感を鍛えるのに苦労。お手入れはスワブで

――トロンボーンのどういう所に苦労しましたか。

トロンボーンは他の楽器と違って簡単に音階が変えられないんです。スライドに印とかが付いていないので自分の耳で聴いて、「この音はこれで合っているな」と思いながら吹かなきゃいけないので、自分の音感を鍛えるのに苦労しました。

――トロンボーンの道具はどうやって手入れするんですか。

先ほども言ったようにスアブという紐と重りが付いた布をスライドの中に通して手入れをします。

スライド部分とベル部分が分かれるので、スライド部分を掃除して、スライドじゃない方のベルの部分から吹いていると時々唾が出てきたりします。大きいスアブでベル部分もたまに掃除します。でも、スライドは吹く度に掃除しないと駄目だと思います。

手入れするときにやってはいけないことは特に無いです。でも、小学生の時とかは楽器を一生懸命吹いているとスライドをしてしまって、スライドがさーっと遠くに飛んでいって楽器が床に打ちつけられてボコボコになっちゃうこともあります。

吹きたての頃は右手に紐とかをくくりつけて、スライドが手から離れても落ちないようにする工夫が必要かなと思います。

小学校の時はよくそれでスライドを落としてしまっていたので、楽器を大切に扱うために最初はそういう対策をする必要があるかなと思います。

――トロンボーンを使うのに気を付ける点はありますか?

金管楽器の中では管は長いんですけど、複雑な構造を持っていないのでお手入れも簡単だから、あまり気を付けることは無いと思います。

トロンボーンのパートは重要。協調性も高まります

――トロンボーンをするメリット・デメリットを教えてください。

何においてもそうなんですけど、何か活動するにあたって一生懸命もっと上手になろうという感じで活動できるのが良いことだと思います。

でも、楽器をやる時にひとりで吹くことはなかなか無くて皆でやることが多いと思うので、そういう中で皆と合わせるために自分の音を良くしようというのがとても良いと思います。

トロンボーンは譜面の中でも目立たない役割をする曲が多いんですけど、縁の下の力持ちというか、トロンボーンが抜けると薄っぺらい曲になってしまったりと、とても重要な役割を持っていると思います。

もうちょっとソロとかやりたいと思うんですけど、やっていると「ここで自分はこういう役割なんだな」というのが凄く分かって協調性が高まるかなと自分では思います。

デメリットはあまり目立てないことですかね。トロンボーンが目立つ曲もあるんですけど、やっぱり少なくて、中音域なのであまり音が通らないというのもあるんですけど、たまにもっと目立ちたいと思う時はあります。

――トロンボーンを始めたいという方へのアドバイスをお願いします。

やっぱり続けることだと思いますが、やろうと思って始めるんだったら「好きこそものの上手なれ」と言うんで、トロンボーンが好きなことが一番大事だと思います。

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